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外見

外見はコンプレックスになり得る最たるものではないだろうか


外見は努力で変えられるものもあれば、変えられないものもある


私は変えられないコンプレックスを抱えてきた
それは身長


身長は変えられない
185cmの私はすごく背が高いのが嫌だった


女が背が高いなんてモテない
人から奇異の目でみられる
結婚できなかったらどうしよう


というのが私が自分に与えた"背が高い女=〇〇"のレッテル


だから、
背を少しでも低く見せようと姿勢は悪かったし
通りすがりに何か言われたら傷つくから人の視線から逃げるように歩いてた

人と比べて自分の背の高さに落ち込んだり
身長測るのもわざと少し屈んで見せて、0.5cmでも1cmでも低い自分になろうと見せた

けど、それ悪循環ですよと言いたい


人と比べたところでデカいのは変わらないし
結局自分と向き合わないと解決はしない


自分と向き合う、それは痛みも伴う


まず背が高い事実は変えられないことに気づくこと
まず、背が高い自分を受け入れる
しっかり身長を背筋を伸ばして測れるようになったのは一昨年のこと


まずはそれが自分であると一旦認めること
目を背けない
それがずっとできていなかった


次は客観的に自分を想像してみること

もしお相撲さんに道端で会ったら私目で追うと思うんだ
隣に友達がいたらすごい大きかったねと話すだろうし
私がされて嫌だったこと、私もきっとすると思うし、きっと違う形でしてるんだと思う

でもさ、言った本人は次の日には、いや数分後にはそんなこと忘れて目の前の日常を送るんだと思う
まぁ、たまに思い出すことはあっても


そんなたまたま会った人の目線を気にするの馬鹿らしい


どうせ言われるなら、
人の目を気にする姿勢の悪い自分じゃなくて、
背筋を伸ばして自信に満ち溢れる自分の方が良い


実際、高身長の男性2人(同じくらいの身長)がいて
片一方は姿勢が悪い人で、もう一人は姿勢が良い人で
同じくらいの身長なのに印象が全く違うことに気づいたの


それなら印象よく見られたいのが人間というもの


だから、今の自分を一番素敵に魅せてくれる方法を考えた方が限られた時間の使い方としては有効なんじゃないかな


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かずえ
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