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自分の意見を言うこと。

『こわい。』


『どう思われるか、こわい。』




『否定されるのではないか、とこわい。』



『不安。』


自分の意見を言うことが不安でこわい、だなんて、意味不明。

「こんなこと言ったらバカにされるかな。」なーーんて考えて泣いてる赤ちゃんはいないじゃないの。

お腹が空いた、だっこしてほしい、遊んでほしい、眠たいから歌ってほしい。。。
39年前の生まれたての私は、自分の言いたいこと、欲求をストレートにぶつけていたのに。

いつのまにか、人間らしく、相手の気持ちを考えることができる、大人になってた。

「相手の気持ちを考えなさい!」
「人に迷惑をかけちゃいけない!」

と、人間社会のルールを律儀に守ってきた結果、私は自分の意見が言えなくなった。

大人になるって、自由になれることだと思ってた。

けれど、大人になるにつれて、生きにくくなって自由はどんどん小さくなっていった。


だけど、ルールに従ったのも、人の気持ちを優先したのも、自分の意見を堂々と言えないのも、誰のせいでもない。親や社会のせいではない。

それを選んだのは、誰でもない私。

そのことに気付き、私が被害者から加害者に変わったとき、私は自由になった。


私は、私の意見を言う。

今はまだ、こわさを感じることもあるけれど、こわさを感じることを受け入れて、自分の意見を言うという選択ができるようになった。


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