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「労働基準法施行規則第35条専門検討会」報告書

「労働基準法施行規則第35条専門検討会」報告書を公表します

~ 労働基準法施行規則別表第1の2のうち、化学物質による疾病、MOCAによる職業がん及び過重労働による脳・心臓疾患の追加を提言 ~

 厚生労働省は本日、業務上疾病の範囲について検討を行う「労働基準法施行規則第 35 条専門検討会」(座長:北里大学名誉教授 相澤好治)の報告書を公表します。
 この検討会は、労働基準法施行規則別表第1の2に掲げる業務上疾病の範囲について、医学的な検討を行い、定期的な見直しを図るためのものです。
 今回の報告書では、
  ・ 大臣告示に掲げる化学物質に関する疾病について、13の化学物質による疾病の追加、見直しを行うこと
  ・ 3,3´-ジクロロ-4,4´-ジアミノジフェニルメタン(MOCA)による尿路系腫瘍を別表第1の2に追加すること    
  ・ 脳・心臓疾患の対象疾病として重篤な心不全を別表第1の2に追加し、解離性大動脈瘤を大動脈解離に改めること
の3点について適当であるとの検討結果が取りまとめられました。
 厚生労働省では、この報告書を受けて、関係省令等の改正を予定しています。
添付資料

報告書の別添


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