「腎臓?」

2018年春の会社の健康診断で「血中クレアチニン値」の標準     上限オーバーの指摘と「尿中蛋白」の指摘を受けました。

定期通院している医者へ健診結果を持っていくと、先生から「エコーで確認
させてもらっていいですか?」と言われ、診察室で横になりエコー検査が始まり、お腹のあたりを一通りエコーで診ると先生曰く、

「腎臓に袋がたくさんありますね。袋には水が入っているのですが、大学病院に紹介状を書くので腎臓の専門医に一度診てもらってください。多発性嚢胞腎かもしれない。高血圧は典型的な合併症なので...」

「腎臓に水袋?何のこと?」でしたが、紹介状を書いてもらって隣の市にある大学病院へ行くこととなりました。

翌週、紹介状を持って大学病院へ行き「腎臓内科」で診察を受けることとなりました。今の私の腎臓の主治医の先生との初対面です。診察前に血液検査と尿検査をエコー検査を受け、その結果を基に診察が始まったのですが、最初に先生曰く、
「見立ての通り、多発性嚢胞腎が原因の腎不全でステージは4です。」

その後は「多発性嚢胞腎」に関する説明をしてもらったのですが「染色体の異常に起因する病気であること」「難病指定されていて現時点で根治する方法がない」ということ...等々、早い話が「腎臓に水の入った袋がたくさんでき、それによって腎臓の機能が低下する(=腎不全)」という難病なのです。
「これから定期的に通院してもらい、腎機能の確認をしながら、腎不全の進行を遅らせるようにしていきましょう」という先生の言葉があったものの、大学病院初診日の帰りの足取りは重かったのはいうまでもありません。

(次の記事へ続きます。)

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