池田和繁

Tokoa coffee店主。 千葉県松戸市稔台でカフェをやっています。 バリスタ・焙…

池田和繁

Tokoa coffee店主。 千葉県松戸市稔台でカフェをやっています。 バリスタ・焙煎士・オルゴールセラピストとして、コーヒーを提供しながら、オルゴール療法も行うちょっと変わったコーヒー屋です。 https://tokoacoffee.com

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Tokoa coffee店主、noteはじめます。

はじめまして。 千葉県松戸市稔台で、オルゴールの音色を聴かせ熟成させたコーヒーの自家焙煎珈琲屋「Tokoa coffee」を営んでおります池田和繁と申します。 この度、noteをはじめる運びとなりました。これまでは、instagramを中心にお店のことは書かせていただいておりましたが、こちらではインスタでは書くことではない(と思っている)ことをnoteに残していきたいと思っております。 なぜ、いきなりこんなことを思い立ったかというと・・・ Tokoa coffeeをは

    • Tokoa coffeeでインスタライブをやってみて・・・

      昨日のカフェ営業、GW初日はお客様の流れが読めない、人々の休日の過ごし方はさまざま、それがデフォルトだ。 でも、雨、強風、、大体予想通りではあった。雨が強まる前の昼過ぎごろ、パラパラといらっしゃり、夕方は全くいらっしゃらず。 当たり前だと思う。外は土砂降り、風も強い時に外出なんてあまり考えられない。たまにそれでもいらっしゃってくださることもあるのだが、いつも「本当にありがとうございます、、でもご無理はなさらずに・・・」と、感謝の気持ちと申し訳なさが混在する。だからいいのだ。

      • カウンター席のお客様と・・・

        カウンター席、座れますか? 僕は自分のお店以外では、なかなか座る勇気がない。初めて行ってみたお店でカウンター席しか空いてなかったり、カウンターしかないお店だったりすると、なんだか緊張してしまう。 店員さんと話す感じ? 心の準備が・・・ そもそも、店員さんがお話大丈夫な人とは限らないのでは? 色々余計なことを考えてしまう。 だが、お店を営業していて、わかったことがある。 カフェのカウンター席は、店主がお客様とお話するために設けられた席であることだ。つまり、店員はお客様と話

        • 仕事と生活のバランス

          7年間、自家焙煎の珈琲屋として一人で活動をしてきたのだが、一人だと代わりがいないので、仕事モードから抜けられなくなってしまっていた時期が長かった。注文が入ればすぐにコーヒー豆の焙煎をしないととうずうずしたり、イベント出店があると、準備に平日の二日ほど時間をかけ、休日の本番に向けて精をだす。時間さえあれば、オンラインショップをいじったり、コーヒー袋にラベルを貼ったり、次の出店場所を探したりと忙しい。 休むということがとても難しいことだった。休むことが不安を生んだ。 でも、休ま

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        Tokoa coffee店主、noteはじめます。

          別れと出会いの季節〜ある、おばあちゃんの話〜

          2022年3月ももうすぐ終わろうとしている。家のすぐ近くの桜並木は、蕾がほとんどだが、少しずつ開花し始めている桜もある。 すっかり春だ。 珈琲屋をやっていて、意外と忙しくなるのが春だ。別れのシーズン。餞別の贈り物を贈りたいというコーヒーギフトのオーダーを多く受ける。卒園、卒業、退職、おうちの退去、さまざまなお別れがある。 1年以上、ほぼ毎日、カフェに顔を出してくれるご近所のおばあちゃんがいる。いつもコーヒーと焼き菓子のテイクアウトをして、少しばかりおしゃべりをしていかれ

          別れと出会いの季節〜ある、おばあちゃんの話〜

          カフェ巡りの世界

          僕がコーヒー屋になろうと志す根源は、カフェ空間に興味があったことからだった。学生時代、コーヒーはカフェオレ派で。基本牛乳の入っているメニューをオーダーしていたのだが、そもそもその行ったカフェの空間でオーダーするメニューは二の次である。20代前半は、自分が落ち着けるカフェ空間、好きな空間を求めて、個人店・チェーン店問わずカフェ巡りをしていた。23、24歳くらいで、コーヒーの勉強を始めてからブラックのコーヒーが飲めるようになって、カフェ巡りの幅も広がった気がする。 そこから約1

          カフェ巡りの世界

          オルゴールセラピーに教わった人生のヒント

           Tokoa coffeeのカフェ店内には、ディスク型オルゴールが設置されている。お店のシンボルと言っても過言ではない。このシンボルを手に入れるまで道のりは長かった。まず、なぜオルゴールをコーヒー屋が扱っているのか気になるところだと思う。このルーツは、約10年前まで遡り、僕が右腕に神経系の難病を患ったことから始まるのだ。  まだ大学生だった僕は、就職活動中に右手に違和感を覚えた。企業に提出する履歴書やエントリーシートを書く手に少し力が入るという感覚があった。普段から筆圧が強

          オルゴールセラピーに教わった人生のヒント

          やる気を出すために

           皆さんは、自分のやる気スイッチを持っているだろうか?  僕はこの前、ダンベルを買った。これは、筋トレのやる気と、生活の活力をつけるためである。決してムキムキな身体を作るためではない笑。毎日お店を営業することは、とても体力を使う。朝早く起きて、コーヒー豆の焙煎をして、通勤は地味な坂道を自転車で上り、開店準備、カフェ営業中もお客様がたくさんいらっしゃって忙しい日はもちろん大変だが、お客様の来店がない時間もそれなりの緊張感をもって立っている。11:00〜18:00の7時間の営業

          やる気を出すために

          好きなことを仕事にしていくために必要なこと

          実店舗を始めた途端、初めてご来店されるお客様からよく聞かれること。このお店を始めた理由として、 「コーヒーが好きなんですか?」 「オルゴールが好きなんですか?」 一般的な考え方として、お店を始める一つの動機として、○○が好きだから〇〇のお店を始めるというのは理解はできるのだが、果たして「好きだから始める」で、続けていけるのか。 昔から僕はよく、好きこそ物の上手なれ、という言葉を耳にしたし、自分自身もそう思って好きな物を追求していこうとした時期は長かった。 学生時代、僕は英

          好きなことを仕事にしていくために必要なこと

          贈り物のカタチ

          2月がもうすぐ終わろうとしている。 お店は、ありがたいことに、昨年の12月、1周年を迎えたあたりを境にかなり忙しくさせていただいていた。 今振り返ると、ギフト需要が年末年始で高まり、年明け1月10日以降のカフェ営業でも何かと、会社の同僚に、ご友人に、ご家族に、、、と、コーヒー焼き菓子のギフトセットのオーダーが重なり、焙煎に、仕入れにバタバタとさせていただいた。 2月14日バレンタインまではそんな状態が続いていたが、それ以降はだいぶ落ち着いてきた。 お歳暮、お年賀、お誕

          贈り物のカタチ