ある方に「外に出なさい。」と言われた話。
iPadの充電が減っているのを見ると、自分の人生が残り何年あるのか、ということを考えます。上のイラストは、ぼくの人生を100年とした場合の残りのバッテリーです。ぼくは33才なので、残りの人生は67年ということになります。
長いか。短いか。さて。
ところで、最近、よく80才を越えた年齢の方と話す機会がたびたびありました。カフェにいたら、話しかけてこられたんですよ。
「お兄さん、なにしてるの?」って。杖をついたおばあさまでした。ちなみにぼくはiPadで絵を描いていたんですけどね。
「わたしもそこに行ったのよ」
ぼくが描いていたのはドイツの街並み風景でした。
それから、その方は人生について語ってくださったんです。
「イタリアではね…。トルコに行ったときはね…。フランス、スイス、モロッコ、ヨルダン、中国、台湾、…あーで、こーで、、、」
どれだけ旅行いってるんですか。お金持ちですか。
でも、聞いていると、そんなお金持ちではないのに、50才あたりで退職して、その退職金でとにかくたくさん旅行をしたそうです。
「今の若い人は、ケータイばっかりで、外に目を向けないのよね。でもね、元気なうちにたくさん旅をしなきゃだめよ。歳をとっちゃったら、なにもできないんだから。お金なんて、歳をとってからもってても、なんにもならないのよ。」
気がつけば、2h近くはお話を聞いていたでしょうか。普通なら、話長いよ、ともうところです。でも、その方の話はついつい聞いてしまいました。
AIが進化する今、将来がどうなるのかはわかりません。自分なりに考えますが、10年後どころか、5年後もわかりません。
ただ、そんな未来を心配してもしょうがないですよね。貯金はいくらあれば安心でしょうか。どんなスキルを身につければいいのか。
わかりません。
それよりも、残り67年の人生でなにがしたいのか。なぜしたいのか。そこを考えないといけない。そのために、今、どうするのか。
人間、いつ死ぬか本当にわかりません。ぼくの寿命が67年?
ところで、この前、買い物でPayPayを使おうと思ったら、急にスマホの電源が落ちたんですよ!
え!?
充電は80%以上あったのに。なんで!?
現金もなかったので、仕方なくカゴの食品は元あった場所に全て戻して退散。ちなみにぼくのスマホが古いからだと思います。paypayのせいではありませんw
そう。急に電源が落ちてしまうこともある。
急に死んでしまうこともある。
後悔のない人生を。
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