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ChatGPT Memory機能を用いたショートカットプロンプティング
ChatGPT Memory機能とは
ChatGPTのMemory機能とは、ChatGPTに記憶させたい会話内容を記憶することができる機能です。これはChatGPT Plusのユーザー向けの機能で、4月30日に提供が開始されました。
ショートカットプロンプティングとは
ショートカットプロンプティング(コマンドプロンプティング)とは、Memory機能を用いて、ChatGPTにいくつかのショートカットを記憶させたショートカットのコマンド(命令)で指示させるプロンプティング技法です。
※ショートカットプロンプティング(及び、コマンドプロンプティング)とは私が名づけたものであり、一般的な用語ではありません。
ショートカットプロンプティングを活用することで、短い指示で素早く効率的にLLMに指示を出すことができます。
ショートカットプロンプティングの環境設定
前提として、ChatGPT Plus(月額20ドル)に課金しておく必要があります。その上で、ChatGPT上のテキストフィールにて、記憶させたいショートカットを含む、以下のような指示をします。(以下を参考に、さまざまな指示をショートカットキーに指定してご活用ください)
Memory機能を用いて、以下のショートカットキーを覚えてください。
記憶させるショートカットキー:
"""
RUN : コードをCode Interpreterで実行してください。
P : 指定した文章を校正してください。
image : 指定した画像を生成してください。
SHOW : 記憶している全てのショートカットキーを表示してください。
"""
#条件:
- 出力は日本語で出力すること。
![](https://assets.st-note.com/img/1714649363064-x4Hi8ytifJ.png?width=800)
出力結果
![](https://assets.st-note.com/img/1714649372495-sOKULKEemy.png?width=800)
ショートカットプロンプティングの使い方
使い方は至ってシンプルです。先ほどのプロンプトで記憶させたショートカットをChatGPTに打ち込むだけです。
例えば、「SHOW」コマンドを入力します。
![](https://assets.st-note.com/img/1714649414262-msBqlpf6k5.png?width=800)
すると、以下の出力が返ってきました。
現在、以下のショートカットキーを記憶しています:
RUN : コードをCode Interpreterで実行してください。
P : 指定した文章を校正してください。
image : 指定した画像を生成してください。
SHOW : 記憶している全てのショートカットキーを表示してください。
さらに他のショートカットキーを追加したい場合や、何か質問があればお知らせください。
続いて、画像を生成してみます。image 生成したい画像 で画像を生成できます。
image 犬の画像
![](https://assets.st-note.com/img/1714649539486-Z26s36KM0r.png?width=800)
次は「P」コマンドで文章を校正させてみます。
![](https://assets.st-note.com/img/1714650265364-qkz38ihBlU.png?width=800)
プロンプト
P ChatGPT Memory機能とは、ChatGPTに記憶させたい会話内容を記憶することができる機能です。ChatGPT Plusのユーザー向けの機能で、4/30日に提供開始されました。
出力結果
校正した文章は以下の通りです:
「ChatGPTのMemory機能とは、ChatGPTに記憶させたい会話内容を記憶することができる機能です。これはChatGPT Plusのユーザー向けの機能で、4月30日に提供が開始されました。」
文章の流れを少し整えました。他にもお手伝いできることがあれば教えてください。
このように、さまざまなコマンドを記憶させておくことで、より効率よくChatGPTを活用することができるようになります。今回ご紹介したプロンプトを改良して、さまざまな指示をショートカットキーに指定してご活用ください!
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