レビュー#26 モガディシュ 脱出までの14日間
1990年のソマリア内戦時の話。
昔は野蛮だったんだなぁと思ったら、ソウルオリンピック直後のことでつい最近のことじゃん。今もISIS、ロシア、ハマスで現在進行形で動いていることなので目を背けてはいけないと思いました。
北の大使館と南の大使館が手を組み、他国に協力を求めながらソマリアを脱出する様を描きますが、当然「大韓民国イズナンバーワン」というプロパガンダものになっています。
そんな情勢だったとはいえ、どの立場の人も正義のつもりで闘っていたんだろうな。あと、チビッコギャングの存在に心を痛めました。「いらない本ない?」ってそういう使い方するのか。
北の大使官は子供を一人平壌に残す決まりがあるそうで、そのために全員帰郷を選んだと思いますが本当に帰って未来があったんだろうか。
たいてい、実話を元にしてした映画はそこにも触れるんですが、あえてかその辺ははしょられています。
それがこの映画の一番の闇かも。
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