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レビュー#02 ウトヤ島、7月22日

数百人の学生がウトヤ島のサマーキャンプに参加し、活発に国の未来について語り合っている中、突然の銃声があたりをつんざく。何が起こっているのかわからないまま、仲間たちと森へ逃げ込んだ少女カヤ(アンドレア・バーンツェン)。銃声は止むことなく、学生たちは島中を逃げ回る。カヤは恐怖のまっただ中でありったけの勇気を奮い起こし、はぐれた妹エミリアを捜し始めるのだが…。少年少女たちが無差別に銃撃された72分という時間が、リアルタイムで描かれる。
1時間36分 ノルウェー 2018年

Amazon prime video

2011年7月22日の出来事ですが、誰も半年前に起こった日本をのことを憂いていません。2018年の制作陣も。これが「歴史の風化」というものなんだな。
とは言っても、私も「なんかそんなニュースがあったなぁ」レベルだし。ウトヤ島ってどこ?みたいな。

ヒーローや特殊部隊が救出するみたいな派手な物語ではありませんが、淡々とほぼワンカットで撮影されています。※編集点はあるっぽい。
それにしても「どうして離島で?」と思ったのですが、だからやれたんだろう。ライフルの弾が途切れないということは犯人はサバゲ―感覚で準備していたんだろう。
ラストの匂わせってそういうことですよね。悲しいなぁ。

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