2021年ふりかえり

毎年恒例の年末がくるとふりかえりするやつです。2021年も今年にやってきたことを振り返っておきます。ちなみに去年はこれでした。

プライベート

家庭菜園をやってみた

今年もコロナ禍の状況の中、アウトドアしないで、在宅しながら趣味的なことをするといったゲームとかいろいろあると思うんですが、家の近くに市で貸している畑があって、度々菜園をやっている人のを見て、自分もやりたくなったので、バルコニーで野菜を育てみました。

  • ナス

  • トマト

  • バジル

  • ワイルドストロベリー

ナスは 10 ナスぐらい収穫できて、トマトは 5 トマトといった感じ。ワイルドストロベリーも小さいですが、いくつか収穫できて菜園の楽しさを味わうことができました。

今回の家庭菜園で感じたのは、日当たりは重要だなあという点。うちのマンションのバルコニは東側しかないので、昼過ぎになると日が当たらなくなります。なので、野菜にとっては過酷な環境ため、トマトは日照不足なせいか、花から実になったほとんどのトマトが赤くならず、3ヶ月足らずで枯れてしまいました。。。

今回の家庭菜園で、いつかは畑を借りて菜園してみたいと切実に思った次第です。

昆虫に興味がいくこと多くなった

注意: 昆虫の写真があります。苦手な人はスルーしてください。🙇‍♂️

子供の昆虫好きの影響で、自分も昆虫に対して興味を持つようになりました。今年子供といっしょに昆虫を捕まえたり、観てきたりしました。

深大寺で国蝶であるオオムラサキを見たとき感動しました。成虫の紫色の羽の美しさと、幼虫の可愛らしさに。

オオムラサキの幼虫は別名「ムーちゃん」と呼ばれているらしいのですが、自分の目で生でみたときに、何でそう呼ばれているのか納得でき、それと同時に幼虫の姿に愛着がわきました。

後、深大寺で、オニヤンマを見た時は、びっくりました。東京にもまだ自然が残っていることに認識するとともに、今後も残っていてほしいと改めて感じた次第です。

奥多摩にいってきた

コロナが落ち着いたときに、久々に奥多摩に日帰りでいってきました。

奥多摩に行くことになったきっかけは、これも子供の影響から。ここ最近学校から支給された iPad を使って多摩川やダムについて自分から調べていて、ぜひ多摩川の上流あたり見てみたい!ということなので、自分も、奥多摩に行ったのは、大学生の時以来 & 久々に自然に触れたいということもあり行くことに。

日帰りでしたが、生で奥多摩周辺を堪能できてよかったと思っています。前いったときは、奥多摩駅から直接ダイレクトに宿泊先に行っただけなのですが、今回は、小河内ダムや白丸ダムといったところに歩きつつ、周辺の自然を多能できて。コロナ禍で遠出できず、普段自宅周辺しか出回っていなかったので、気分転換できました。

次は、宿泊込みで奥多摩に行きたいところです。

学習

英会話1年続いた

去年のふりかえりブログでも書きましたが、英会話のトレーニングをしていました。数値的な状況としては、以下のとおり。

  • 2021年トータルレッスン数: 217 レッスン

  • 2021年トータルレッスン時間: 8,680 分

トレーニングは、自己紹介から始まる初期レベルのところから初めて、今は近況について詳しく深ぼって伝えたり、会議やプレゼンの場で議論や質問に詳細に会話できるようになる中級向けレベルのところです。

ここ1年続けて驚いたのは、自分の話したいことを英語でスラスラと話せるようになってきていることです。

トレーニングが始まる前に、軽く英語で雑談するんですが、そのときに自分の最近の近況や話題などを、ここ最近では自分から会話をスタートできるようになりました。なかでも、Vue コアチーム bi-weekly ミーティングのときにカンペなしで自分の Update を話せるようになったのは、大変うれしかったのを覚えています。

そして、ここ最近の英会話のトレーニングのおかげで、Reading 、Writing の方も確実にスピードが上がってきているのを実感しています。

今後の自分の英会話の課題としては、カンセリング結果のフィードバックにもあるとおり、会話の間を空けないために、ボキャブラリーを増やしていきたいところです。

カンセリング内容

OSS

活動状況

ここ 3 年 GitHub での Contributions 数 (from GitHub Contributions Chart Generator )

GitHub での Contributions 数を見る感じ、去年より少し多くなった感じでしょうか。Vue I18n v9 をリリースしたのと、それを取り巻く開発ツール周り、そして Vite がリリースされた結果、関連したプラグインを作ったのが contributions 数が増えた要因になっている気がします。

Vue.js Amsterdam 2021 で登壇した

去年のふりかえりにも書きましたが、グローバル向けの Vue.js オンラインカンファレンスイベント「Vue.js Amsterdam 2021」に登壇しました。

海外カンファレンスイベントの登壇は初めてでした。

このカンファレンスイベントでは、自分が開発している Vue I18n について話しました。ちょうど、このタイミングで、Vue 3 に対応した Vue I18n v9 をリリースと重なったので、このカンファレンスではそれについて話しています。

改めて思うのですが、初めての海外カンファレンスイベントへの登壇、オンラインでよかったと思っています。当時の英語でのプレゼン力、あまりよくないので。今、発表内容みると、もう一度再収録したい気持ちです。

Vue I18n v9 をリリースした

上記は、Vue I18n v9 リリースしたときのアナウンスブログです。Vue I18n v9 がリリースできて、改めてホッとしています。このリリースにより Vue 3 で Vue I18n を使ってアプリケーションの i18n 対応が可能になっています。

Vue I18n の stats としては以下のになります。

  • NPM ダウンロード数: 3,124,376 (2021年11月集計時点)

NPM ダウンロード数
  • Vue I18n 導入 Web サイト数: 15,699 サイト (2021年12月28日時点)

Vue I18n 導入 Webサイト数

ブログ記事にも書いてありますが、Vue I18n v9 の開発はフルスクラッチから再設計し開発をはじめました。

この開発で自分にとって一番挑戦的だったことは、Vue I18n のメッセージ構文のコンパイラを作ったことです。コンパイラを作ったことにより、メッセージリソースを parse して AST に変換し、それから JavaScript にトランスパイルできるようになるため、AOT によるパフォーマンスも最適化できるようになっています。そして、ESLint といった Lint ツールでもメッセージ構文のリントもできるようになっています。

リリース後、現在いくつかバージョンを重ねて、現在 v9.2 のベータがリリースされています。

v9.2 の正式リリースは、nuxt/i18n の対応が完了してから予定してます。現在、Nuxt コミュニティといっしょに nuxt/i18n の Nuxt Bridge / Nuxt3 対応中です。

コミュニティ活動も引き続きオンラインでした

2020年に引き続き、コロナ禍な状況なため、今年2021年も Vue.js 日本ユーザーグループのコミュニティ活動もオンラインベースで活動しました。

以下は、活動内容をまとめたものです。

今年開催したオンラインイベントで、中でも LINEさまといっしょに共同開催できたイベントは、韓国の Vue.js コミュニティといっしょに開催できて大変エキサイティングでした。この日韓つなぐVue.jsコミュニティイベントを開催していただいた LINE の DevRel のみなさまには大変感謝しております。

そして、今年 2021 年 Vue.js 日本ユーザーグループのコミュニティ活動ができたのは、コアスタッフのみなさんのおかげです。今年もいっしょに活動していただいてありがとうございました。

仕事

ひたすたらプロダクトの i18n 対応した

2021年から i18n にフォーカスしたチームが発足し、ひたすらプロダクトの i18n 対応をしていました。取り組みについては、いっしょにチームで取り組んだ、positiveflatさんがスライドとしてまとめています。

i18n 対応は実装レベルだけでなく、GDPR といった法律レベルのものなど、セキュリティと同じく、プロダクトのあらゆるレイヤーにまたがります。

このため、i18n チームだけでは「全て実対応できない」ので、プロダクトの実装の方は、他のチームが個別に対応できるよう、i18n の対応方針を策定していった感じです。

今回の i18n 専属チームで、i18n 実対応、そしてローカライゼーションのワークフローの環境の整備により、いくつか i18n 周りで課題がでてきました。特に Microservices 環境下において、ユースケースに応じて選択されたフロントエンドフレームワークが動作するクライアントサイド、ユースケースごとにコンテンツの取り扱いが異なるサーバーサイド、そして、それら環境下で i18n リソースを管理しつつローカライゼーションのフローを回すのは非常に大変です。来年度は、その問題を解くために自分は OSS の方で注力する予定です。

2022年は?

英会話は引き続き継続する

去年から始めた英会話。会話していて楽しい!→ どんどんレッスン入れてトレーニングしていく→会話で表現力が増えてますます楽しい!っというような感じでいいフィードバックループに入ってるので、もっと話せるよう頑張っていきたいと思います。来年もしかしたら、海外行けるかも?しれないので。そして、海外カンファレンスで登壇の機会があればまたチャレンジしていきたいです。

OSS に注力する

以前このブログでも表明しましたが、来年 2022年は今までより以上に OSS に注力していきたいと思います。

来年度の仕事の方で Vue の他に React と Svelte を書くことになるので、この機会を利用しつつ、i18n 周りでフレームワーク agnostic な OSS を作っていきたいと思っています。そして、今回の i18n チームで得た課題を解けるようなものを作ってどんどんアウトプットしていきたいと思います。

カンファレンス開催にむけて活動再始動する

来年 2022年、日本で Vue のオンラインカンファレンスを開催できるよう現在動いています。つい先日、そのプランのたたきを作ったものをベースに、Vue.js 日本ユーザーグループスタッフ内のミーティングで議論 & フィードバックをもらいました。

カンファレンス実行委員長として最後に活動した Vue Fes Japan 2019 では惜しくも台風で中止になりました。

その結果、メンタル面でダメージを受けて一回実行委員長からは外れましたが、大分時が経ってメンタル面も回復しました。

まだコロナ禍でオフラインのカンファレンスは難しいですが、オンラインカンファレンスなら気持ち的にやっていけそうなので、来年は実行委員長としてやることを決意しました。

新年早々、2022年カンファレンスに向けた Vue.js 日本ユーザーグループのコアスタッフを新メンバーの募集開始しますので、興味がある方はぜひご応募ください!いっしょに楽しいカンファレンス開催に向けてやっていきましょう!

それでは、よいお年を!

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