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【東京都新宿区】花園神社


御祭神

倉稲魂神(うかのみたまのかみ)
日本武尊(やまとたけるのみこと)


花園神社について

新宿の総鎮守として重要な位置を占める花園神社。
大和吉野山より勧請されたのは、1590年より前と言われています。
花園神社は元は別の場所にありましたが、屋敷に囲まれてしまい、徳川御三家の庭の一部に移ることになりました。
その場所にはたくさんの花が咲き乱れていたので、花園稲荷神社と呼ばれたのが社名の由来らしいです。
時代によって稲荷神社、三光院稲荷とも呼ばれていたそうですが、昭和40年に末社・大鳥神社を本社に合祀したことから、「花園神社」が正式名称となったそうです。


境内

・芸能浅間神社

御祭神は木花之佐久夜毘売(このはなさくやひめ)。
芝居や舞踊の興行に縁が深く、演劇や歌曲など芸能関係の奉納が多いそうです。

・威徳稲荷神社

資料が戦災で焼失し、詳細不明。
幾重にも建ち並ぶ鳥居を進んでいくと、神聖な場所に導かれていく感覚を覚えます。

・二宮金次郎像

薪を背負いながら本を読んで勉強している姿がよく像になってますが、この姿で歩いていたかどうかは信憑性は薄いそうです。
映画や地獄先生の影響で、怪異としてのイメージが強いのは私だけでしょうか?

・手水舎

センサー式で水が出ます。科学のチカラってすげー。

・唐獅子

新宿区の有形文化財。
名工・村田整珉により鋳造されたので、鑑賞して損はありません。


アクセス

・JR、小田急線、京王線
新宿駅 東口 徒歩約7分

・東京メトロ丸の内線、副都心線、都営新宿線
新宿三丁目駅 E2出口 徒歩0分


末筆

新宿各線から徒歩でアクセス可能。
境内は大都会の喧騒から隔離されているように静寂に満ち、特定の祭典を避ければ静かに参拝できます。

5月の例大祭のときに行ったことがあるのですが、境内は人ですし詰め状態でした。😅

ただ、渡御前の絢爛見事な神輿が境内で拝めます。きらびやかで、細部にこだわる意匠に感銘を受けました。
屋台も多数出店し、まさにお祭り騒ぎです。

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