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今秋2度目の上高地

2週間前に行ったばかりの上高地へ、カラマツの黄葉を撮りにまた行ってきました。
栂池自然園~鎌池~安曇野~上高地と撮影三昧です。

朝7時に大正池に到着。
すでに外国人観光客の団体がいましたが、構わずに三脚を立てて撮影開始。
幸い雲も風もなく、大正池に真っ白な穂高連峰が写りこみ、それはそれは素晴らしい風景に出合えました!

私は穂高連峰の山肌を綺麗に写すことに専念していますので、手前の山が黒くなっていますが、あえてレタッチはしていません。

焼岳もとても綺麗ですが、麓のカラマツの黄葉はイマイチで残念でした。

奥穂高岳の山頂がこれほどクッキリ見えるのも珍しいように思います。
若い頃に登った山を、70歳過ぎて撮影できることは感慨深いものがあります。
何度見ても飽きない、至高の山ですね。

過去にたくさん撮った中でも、多分最高の大正池のショットです!
あえて上部を構図に入れていませんが、写りこんだカラマツの黄葉の光が鮮やかです。

雪で白くなった田代湿原の風景です。穂高岳の山肌とのコントラストが面白い。

中の瀬園地のカラマツ林です。
うっすら冠雪した六百山や梓川の河原との対比を狙いました。カラマツの黄葉の見頃には少し早かったようですが、その光の美しさは十分です。

前穂高岳と吊り尾根の世界に色は要りません。
登山しなくてもこんな写真が撮れる上高地は、本当に素晴らしい景勝地です。

カラマツの撮影ポイントのひとつが小梨平です。
晴れているからこその一枚です。

ありふれた構図ですが、葉を落としたダケカンバの白い幹・赤くなった岳沢・白い山と岩肌の対比は、日本の最高の景色のように思います。
この風景をいつまでも残したいものです。

2泊4日(1車中泊)の撮影旅行の最終日、満ち足りた想いで上高地をあとにして、神戸に戻りました。

帰ったとたんに、また行きたくなる(笑)
来年は5月中旬ごろに、エゾムラサキやニリンソウを撮影しようと思います。

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