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代理購入ってこんな大変なの!?

こんばんは、一樹です。

僕は精神科の病院で働いているのですが、コロナになってからというもの患者さんの外出は原則禁止になっています。

そのため、必要な日用品や衣類などはスタッフが代理購入しています。

そして今回僕は、初めて患者さんの衣類を代理購入するために近くにある「しまむら」へと買い物にでかけました。

人生初の代理購入!!正直なめてました・・


最初は2名の衣類を数点買うつもりでしたが、僕が「明日、買い物に出掛けます」というと他のスタッフからついでにあれもこれもと声が上がり最終的には計6名、予算総額9万円の買い物をすることになってしましました。

「しまむら」というと比較的安い衣料品を扱っているお店です。

そこで9万円とは・・

#しまむらで9万円買う


一人では大変ということでサポートに名乗りを上げてくれたのが

78歳の現役ナース

この方、人望もあり仕事もテキパキと早くまったく年齢を感じさせません。

ちなみに僕の働く病院には、85歳の大大大ベテランのナースさんも毎日働かれています。

買い物準備

思った以上に数が多いものですから、まずは買い物リストを作成しました。

そして患者ごとに担当を振り分け。

事務所に予算を申請して、お金を受け取る。

社用車の手配をする。

ここまでやってようやく出発です。

*ここで思ったこと!事務員さんと仲良くしておいたほうが手続きスムーズに進む!


買い物開始

社用車にて車でしまむらへ

店内に到着してまずは1人2つずつ買い物かごを持ち、2手に分かれてリストのものを捜索開始しました。

僕は男性の衣類を担当、ベテラン様に女性衣類を担当して頂きます。

普段買い物するときは、目についたものをサッと買うので1時間の予定でいましたが・・1時間経って終わったのは2名分・・

何にそんなに時間がかかったのかというと

自分のものだとサイズが少し違っても体に合わせてみて、これなら着れる!と判断して帰るのですが

1人1人に指定されたサイズ、デザイン、カラーがあったのでサイズはいいけどデザインが違う。

デザインとサイズは合うのに指定のカラーがない・・

この「サイズ、デザイン、カラー」の全てを満たしたものを探し出すのが本当に一苦労でした。

さらに男性はデザインの種類が少なくて良いのですが、女性物になるとTシャツのところにワンピースみたいなのがあったり、ズボンだと思えばスカートでスカートかと思えば下の方が2つに分かれててズボンだし・・訳が分かりませんでした。

極めつけは女性の下着・・これは一緒に来てくださったベテラン様にお任せしました。

ワイヤーがどうのと言われても僕には分かりません。

なんだかんだで結局2時間ほど、しまむらの店内をぐるぐると何周もしてきました。

患者さん1名ごとに会計をしていったので、何度もレジに並び、買ったものを車に置いてはまた買い物をする僕をみて、店員さんはさぞ不思議に思ったことでしょう。

これが1人で来て、何度も出入りして女性物も買っていたら

きっと不審者に思われたでしょう

サポートに来てくださったベテラン様に感謝です。


買い物が終わってから、僕がコンビニでお茶を買ってきてベテラン様に差し出すと、病院に戻ってからさっきのお礼と言ってお茶3本分のお駄賃を頂きました。

最後までスマートで尊敬できる、78歳・大ベテランのナース様でした。

最後に

他人の買い物は大変!!

衣類は特に指定の条件を全て満たすこと、そしてデザインにおいては相手が普段何を来ているのか、どんな服をもっているのかなど。

その人をよく知っておかないと出来ない!

これを仕事としてやっているスタイリストさんは本当に凄いと、今回の代理購入を通して感じました。

そして、1番の学びはベテランナース様のスマートな対応。「私は補佐だから」と言いながら率先して行動してくださっていた姿勢に、僕も年を重ねてこんな人になりたいと思いました。

70歳、80歳になっても生涯現役。


いつまでも人の役立てる人でありたいものです。


途中から買い物のことから、それてしまった気がしますが最後まで読んで頂きありがとうございました。

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