見出し画像

看護師!突然死との向き合い方

精神科病院で働きながら准看→正看護師を目指して勉強中です。

今朝夜勤から帰って来たのですが、夜勤中に1人の患者さんがお亡くなりになられました。

夜勤で看護師は早朝5〜6時に、寝たきりの患者さんのオシメ交換をします。

病室の電気が付くのは6時、冬の日が短い時期は懐中電灯などの灯りで照らしながらオシメ交換をしたりします。

そんな今朝5時のこと

患者さんのベッドサイドに行き「〇〇さーん、オシメ変えますよー」といつものように声を掛ける。

しかし、異変にすぐ気付きました。


反応がない‥半眼のままで眼球が動かない‥

懐中電灯の灯りを強く照らすと肌の色が‥

看護師2人でそれぞれ脈をみるが‥‥ない‥


すぐさま先生に連絡しました。

その後、先生が到着して死亡確認がされました。

高齢で寝たきりの患者さん
死因は急性心不全

以前から食事の取れていない方でしたが、最近はよく食べれるようになってきて、活気が出てきたところでした。

誰も予期していない、突然の出来事でした。

この後はご家族に連絡したり、体を綺麗にして着替えて頂いたりと、お見送りの準備をさせて頂きました。

僕は看護師になってから、死に触れる機会が多くあります。そこでは様々なことを考えさせられます。

自分の在り方、家族や周りとの関わり方
今のままで本当に後悔しないのか

もし今朝のように突然の死が、自分の周りで起こったとき‥はたして自分は‥

僕は看護師をしてきた中で死を通じて、看護師として、1人の人として、生き方を考える大切な機会を頂いています。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?