週刊金融日記 第324号 非モテコミットしていないことを示す方法について、W杯日本は決勝トーナメント進出、スパイスが美味しいカレーがある肉ビストロ、ポルノ依存症から脱却する方法、他
// 週刊金融日記
// 2018年7月2日 第324号
// 非モテコミットしていないことを示す方法について
// W杯日本は決勝トーナメント進出
// スパイスが美味しいカレーがある肉ビストロ
// ポルノ依存症から脱却する方法
// 他
こんにちは。藤沢数希です。
さて、世間はワールドカップに夢中になっています。日本vsベルギーは今日の深夜(日本時間3日午前3時)にキックオフで火曜日は寝不足のサラリーマンが大量発生するのではないでしょうか。
★ベルギーも優勝候補の一角ですね。
日本以外の試合も、本当にレベルが高く面白いですね。年間100億円以上と世界で最も稼ぐスポーツ選手である、レアル・マドリーのクリスティアーノ・ロナウドなどスター選手揃いのポルトガルを、人口300万人のウルグアイが攻守ともに上回り、見事に粉砕しました。伝統的に守備に定評がある南米のウルグアイですが、そこにフランスリーグの得点王カバーニとスペインリーグ得点王のスアレスの2トップが加わり、ものすごく強いチームになっています。
★カバーニ→スアレス→カバーニの信じられないワンツーからのゴール。
●C・ロナウド、2年連続で「世界で最も稼ぐスポーツ選手」の称号……その額は約100億円以上!?
https://goo.gl/DeVhiQ
また、フランス対アルゼンチンは4:3でのフランスの勝利ですが、スコア以上にフランスの強さが目立ちました。ヨーロッパのサッカー代表チームは移民率が高いのですが、フランスはその中でも特に高く、約8割が移民の選手です。アフリカ系の身体能力の高い選手がヨーロッパの洗練された戦術の中に上手く組み込まれ、手のつけられないチームになっていますね。フランスは間違いなく優勝候補筆頭で、次はウルグアイと当たります。
開催国のロシアは実力では劣るチームですが、弱小らしくベタ引きで引き分けに持ち込み、PK戦でやはりスター選手揃いだったスペインを粉砕しました。
●World Cup 2018: Nearly one-third of players in European teams are migrants
https://goo.gl/U4oKPb
●メッシ、ロシアを去る。エムバペが新しいスターに。
https://goo.gl/MPH6kX
先週のビジネス経済誌SPA!での映画評では、実話をもとにした『バトル・オブ・セクシーズ』を取り上げました。主人公の女性は1970年代のアメリカのテニス界でトップだった女子選手です。当時、男子トーナメントと女子トーナメントで賞金総額が8倍も違い、これは男女差別で、実際は女子も同様に集客力があるのにおかしい!と全米テニス協会に盾突きました。しかし、彼女の主張は認められず、彼女は怒って、他の女子選手とともに大会をボイコットし、弁護士たちと綿密に作戦を立て、自らスポンサーを探し出し、別のリーグを立ち上げてしまいます。また、私生活では、夫を専業主夫のようにしてこき使い、自らは女ともセックスするバイセクシャルです。
いやはや日本の女どもも男女同権を実現するためにこれぐらいやってもらいたい、と思った次第です。日本の女どもは、どこかでイケメンの金持ちに養ってもらいたいという甘えがあり、その辺が、世界的に日本の男女平等指数が上がらない原因になっているんですよね。そこでタイトルを「日本の軟弱な女どもに見せたい。こうやって男女平等を勝ち取れ!」として原稿を送ったら、出版されるときには、やんわりとタイトルが変わっていました。いまや週刊SPA!もフェミニストからのクレームに気を使う時代なのかもしれません。
『週刊SPA! 2018年6月26日』 https://amzn.to/2z21vIL
●バトル・オブ・セクシーズ
http://www.foxmovies-jp.com/battleofthesexes/
週末に、堀江貴文さんらが設立したインターステラテクノロジズ社のロケット発射実験第2段が行われ、全国ニュースになっておりました。民間ロケット会社を目指して奮闘していますが、今回の発射実験は、なかなか派手に爆発炎上して、ネットでもバズっておりました。バグがあればパッパッと直せばいいWebサービスやアプリと違って、実際にモノを作るエンジニアリングは失敗の連続が当たり前です。貴重な実験データを集めながら、成功へのプロセスを歩んでいってほしいと思います。
●衝撃の落下炎上、ホリエモンロケット2号機に立ちはだかる試練 貴重な「失敗」データを生かせるか
https://www.businessinsider.jp/post-170425
今週も興味深い投稿がいくつもあります。見どころは以下のとおりです。
-ポルノ依存症から脱却する方法
-半年間のワーキングホリデーに行くのにオススメの国はありますか
-ビジネスに必要なことはすべて金融日記から教わった
-アラサーのAクラス彼女に「結婚しないなら別れる」と通告されました
-彼女相手に人生で初のチングダを経験しました
-30歳既婚子持ちですがナンパの時間を増やしたい
-男は好かれるタイプの女が決まっているのでしょうか
-あえて嫉妬している姿を見せるのは時に恋愛の良いスパイスになります
それでは今週もよろしくお願いします。
1.非モテコミットしていないことを示す方法について
非モテコミットしてはいけない、というのは恋愛工学の強いメッセージのひとつである。ひょっとしたら、それが一番強いメッセージかもしれない。そして、恋愛工学を表面的にだけ学ぶと、この意味合いを取り違えることになる。最近では、本メルマガをはじめ、小説、コミック、ドラマ、そして、金融日記恋愛工学研究所以外からも、さまざまな恋愛工学を学ぶコンテンツが提供され、その本質を理解しないまま、表面的な理解で恋愛工学を使ってしまうユーザーが増えてきたように感じる。
さて、メルマガ読者にはおなじみのことだが、女は金持ちが好きだけど、女の前で自分が金持ちだとアピールする男をバカにする傾向がある、という非常に興味深い一見矛盾した習性がある。結果的に、誠実に自分のことが好きな本当の金持ちより、胡散臭い詐欺師に女は抱かれるのである。女の目には、詐欺師のほうが本物の金持ちに見えて、下手くそな自己アピールをする誠実な金持ちは格下に映るのだ。だから、そういうファンダメンタルバリューは、直接的に自分の口から言ってはいけない、というのは恋愛工学を表面的に理解しただけのユーザーでも比較的よく理解していることだ。
●自慢する金持ち男より年収300万円のナンパ野郎がモテる
https://am-our.com/special/155/6939/
このようなことは、以下のバックナンバーに書いてるのでよく読んでおこう。
『週刊金融日記 第96号 女を褒める技術』
『週刊金融日記 第110号 Attractionフェーズと自己アピール』
さて、女は金持ちが好きだが、もっと好きなのは「女持ち」である。常に女が寄ってくるようなモテる男がモテるのだ。これもモテスパイラル理論として、恋愛工学初学者でもよく理解している概念だ。
『週刊金融日記 第82号 モテスパイラル現象の生物学的な根拠 グッピーによる実験』
ところが、金持ちが自分で金持ちと言えばモテない、あるいは一流企業に務めているサラリーマンがそのことを自分の口で言うとダメだという難儀なルールは初学者でもよく理解しているにもかかわらず、なぜかモテのほうでは、これと同じ間違いを簡単に犯してしまう。女はモテる男が好きだが、当たり前だが、自分で自分のことをモテる、他にも女がいる、お前ぐらいの女とは簡単にセックスできる、と自分の口からモテる男アピールをしてはいけないのだ。第58号で紹介したモテるためのマジックワードがなぜワークするのか理解する必要がある。そのへんの深いことを今日は書こうと思う。正確にいえば、過去のバックナンバーの所々にすでに書いてあるのだが、大事なことなのでわかりやすく書き直しておこう。
『週刊金融日記 第58号 モテるためのマジックワード』
『週刊金融日記 第226号 ハイレベルな恋愛工学プレイヤー同士が組むと』
第93号などでも紹介したが、世界的な動物行動学者であるデズモンド・モリスの『マンウォッチング』 https://amzn.to/2lLMSjh によれば、人間の動作の信頼尺度(嘘をつけない度合い)を順番に並べると次のようになる。
(1) 自律神経信号(動悸、発汗、瞳孔が開く、顔が赤くなるなどの生理的反応)
(2) 下肢信号(貧乏ゆすりなどの足の動き)
(3) 体感信号(身体の姿勢)
(4) 見分けられない微妙な手の動き
(5) 意図がわかる手のジェスチャー
(6) 表情
(7) 言葉
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