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週刊金融日記 第439号 申し遅れましたが当研究所は香港に拠点を移しました 前編、新コロ第二波の欧州は再ロックダウンへ、レストラン紹介コーナーは自粛中、メルマガとTwitterの検索方法、他

// 週刊金融日記
// 2020年9月27日 第439号
// 申し遅れましたが当研究所は香港に拠点を移しました 前編
// 新コロ第二波の欧州は再ロックダウンへ
// レストラン紹介コーナーは自粛中
// メルマガとTwitterの検索方法
// 他

 こんにちは。藤沢数希です。
 昨日は香港は市中感染がまたゼロになって、二度目の封じ込めも上手くいきそうな感じになってきました。深夜24時までという制限がまだ付いていますが、バーやクラブもやっていて、もうかなり全開状態に近づきつつありますね。ただ、マカオや深センなんかは、最低でも2週間連続市中感染ゼロでないと隔離などの厳しい検疫を免除することはないでしょうから、まだまだこれから、という感じですね。

★相変わらずの新コロ禍ですが、海に行ったり、レストランで美味しいものを食べたりボチボチやっています。人の往来は止まっていますが、物流は止まってないので、香港には世界中の美味しい食材が届きますね。


★ステーキとロブスター。両方ともアメリカ産ですね。

 さて、日本ではPCR検査シーヤ派とPCR検査スンナ派が抗争を繰り返していたのですが、PCR検査シーヤ派は大きな武器を手に入れたようです。いろいろ見たら、これは非常にまともで世界標準のPCR検査センターで、孫さんはやっぱり何でも本物を作るんだなぁ、と思い感心しました。

週刊金融日記 第388号 いまさらだがソフトバンク孫さんの10兆円ファンドがめちゃヤバかった

★ソフトバンクが世界標準のPCR検査センターをはじめました。ソフトバンクと政府が上手く協力できれば、日本もようやくPCR検査を拡充できるかもしれません。これは期待したいところです。

★いまのところ僕のPCR検査の理解はこんな感じです。

 今週も読者から興味深い投稿がいくつもあります。見どころは以下のとおりです。

- メルマガとTwitterの検索方法
- 出会いアプリで休日昼間しか会えないと主張する女性への対処法を教えてください
- 事前にED薬を服用して試合に挑んだのですが改めてSTの凄さを思い知らされました
- 他人の視線がいつも気になります
- 私大医学部は初年度の約1000万円さえ払えればあとはサラリーマンでもなんとかなる

 それでは今週もよろしくお願いします。

1.申し遅れましたが当研究所は香港に拠点を移しました 前編

 僕が主に大学生のころに私淑していた世界的な経営コンサルタントの大前研一さんの言葉なのですが、人間が変わる方法は3つしかないそうです。時間配分を変えるか、住む場所を変えるか、つきあう人を変えるかの3つで、決意を新たにするとかはまったく意味がないそうです。まあ、そりゃそうだろうな、と思うわけです。日本社会にしろ外国にしろ、高校入学とか大学入学とか就職とか転職とか…、そういう環境がガラッと変わるイベントが人生にはちゃんと用意されているわけです。
 しかし、逆に、会社の都合で自分の人生が振り回されるのも嫌だな、などと思っていたこともあって、僕は会社勤めをやめました。それからは、このメルマガもそうですが、スマホ時代の文筆業をメインにしながら、仕事もプライベートもわりと順風満帆にやってきたわけです。順風満帆がゆえに、大前研一さんの言うところの「人間が変わるイベント」がなくなっていました。何もかもがスムーズに仕事が流れ、プライベートもルーティーン化して、東京での生活がもはや完全にクリアしてしまったぬるいゲームとなっておりました。
 どこかのタイミングでまた海外に住みたいな、と思っていたのですが、僕も日本にそれなりに色々しがらみ等がありますので、そう簡単にはいかなかったのですが、2年ぐらい前に日本に年中ずっといなくてもよくなったので、海外に拠点を移す準備をはじめていました。しかし、やはり日本には帰ろうと思えばいつでも帰れる距離感で……、などと考えると、事実上ふたつしか選択肢がありません。香港かシンガポールです。同じタイムゾーンならOKという縛りで考えると、オーストラリアとニュージーランドも候補に入れられるかもしれません。ドバイもちょっとだけ考えました。ちなみに、これは僕のビジネスの内容と規模感を考慮した場合のことで、ふつうに気楽な独身ノマドとかフリーランスなら、ベトナムやフィリピンやタイなんかも面白いと思いますし、ぶっちゃけどこでもいいでしょう。この辺は過去のバックナンバーに書いたので読んでください。

週刊金融日記 第390号 難易度調整メカニズムが秀逸過ぎる恋愛とビジネスは誰もが楽しめる神ゲーだ
週刊金融日記 第339号 恋愛工学的視点からアジアの移住先候補を考える 暫定版

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