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週刊金融日記 第494号 祝イーロン・マスク世界一の富豪と米FRBのテーパリング解説、テスラ株とビットコインが再び史上最高値を更新、牡蠣は日本が一番美味しい、ワクチン接種率、他

// 週刊金融日記
// 2021年10月26日 第494号
// 祝イーロン・マスク世界一の富豪と米FRBのテーパリング解説
// テスラ株とビットコインが再び史上最高値を更新
// 牡蠣は日本が一番美味しい
// ワクチン接種率
// 他

 こんにちは。藤沢数希です。
 とうとう小室圭さんと日本のプリンセスの眞子さんがご結婚されました!

●【速報】眞子さんと小室圭さん 結婚記者会見
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20211026/k10013321951000.html

 このメルマガの原稿を書き終わるころに記者会見が開かれましたが、お二人ともしっかりとしていてすごいですね。日本国民にこれだけ見られている中でスピーチするのは大変だったと思います。また、小室さんは、学生論文コンペでも優勝したそうで、アメリカ留学中の学業のほうもかなりがんばっていたようですね。
 恋愛工学の観点からも、小室圭さんについてはメルマガで過去に何回か取り上げて、応援してきましたから、このように立派になられて、嬉しい限りです。ニューヨークでの生活も楽しくなるといいですね。

●小室圭さん 学生論文コンペで優勝 NY州弁護士会主催
https://www.fnn.jp/articles/-/257839

週刊金融日記 第446号 ○○○1本で成り上がる小室圭さんを応援!

 今週も読者から興味深い投稿がいくつもあります。見どころは以下のとおりです。

- ワクチン接種率をさらに上げるために
- 東京の日次感染症者数が二桁になりましたがコロナは制御できたのでしょうか
- 日本の研究室は教授が支配するサル山そのものです
- 所長は学業やキャリアについてどれくらい計画されていましたか
- 数年ぶり非モテコミットで反省してます
- 複数交際中ですがクリスマスの戦いで参考になるバックナンバー

 それでは今週もよろしくお願いします。

1.祝イーロン・マスク世界一の富豪と米FRBのテーパリング解説

 ご存知のように、僕はコロナバブルに乗れず、悔しい思いをしてきました。もちろん未だに乗れておりませんし、ここまで来てしまったら、あまりポジションを取らず、本でも書きながら、コロナバブル崩壊をのんびり待とうか、という心境です。しかし、ビットコインのタイミングを見計らったショートや裁定取引、アメリカのミーム株オプションの売りなど、かなりニッチなところではそこそこ儲けることができました。これらについては、頃合いを見てメルマガに書きます。

週刊金融日記 第448号 コロナバブルに乗れなかった人たちの反省会(第5回)
週刊金融日記 第465号 またゲームストップ株を売りたいのだが……
週刊金融日記 第468号 いまさら人に聞けないビットコインの概要とバブル崩壊のタイミングについて

 今週のマーケットのコーナーに掲載したのですが、ビットコインの先行きについての質問など来ていますから、コロナバブルとそれがいつ崩壊するのか、あるいは崩壊しないのか、僕なりの考えを書こうと思います。
 今回のコロナバブルの最大の燃料がFRB(Federal Reserve Board、アメリカの中央銀行)の量的緩和(QE、Quantitative Easing)です。まず、僕はこれを過小評価しておりました。そして、このFRBがテーパリングをそろそろはじめそうです。量的緩和もテーパリングも、ニュースではよく聞く言葉ですが、ほとんどの人は理解していないのではないでしょうか。それで、ここが面白いのですが、理解していないからこそ量的緩和はとてもよく効くのです。

 量的緩和は、多くの一般市民や時に市場参加者でさえ、お金を刷ってばら撒くことだと思っています。だから、そりゃあ、お金の価値が下がって、株やビットコインは上がるわな、というシンプルな連想が生まれ、この予想は自己実現していきます。これは誤解なんですが、多くのプレイヤーが誤解していて、一部のよくわかっているプレイヤーは他のプレイヤーの誤解を正しく理解しているので、その誤解に乗っていくことになります。

 量的緩和については、ググればいろいろわかりやすい解説が出てくると思いますし、僕の本にもくわしく解説したので、読んでください。

『日本人がグローバル資本主義を生き抜くための経済学入門』 http://amzn.to/2wdYno3
『外資系金融の終わり』 http://amzn.to/2ixif2n

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