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週刊金融日記 第446号 日本の第三波到来を踏まえてコロナバブルの行方や政策誘導合戦の勝敗を考察、GoToトラベル&イートで日本はGoToホスピタル、レストラン紹介コーナーは自粛中、アジアの国際金融センターとは何か、他

// 週刊金融日記
// 2020年11月18日 第446号
// 日本の第三波到来を踏まえてコロナバブルの行方や政策誘導合戦の勝敗を考察
// GoToトラベル&イートで日本はGoToホスピタル
// レストラン紹介コーナーは自粛中
// アジアの国際金融センターとは何か
// 他

 こんにちは。藤沢数希です。
 香港でも『鬼滅の刃』が先週公開され、僕も見てきました。これは我々世代にはドラゴンボールを彷彿とさせ、強いやつとバトルして、主人公たちがどんどん強くなっていく、友情・努力・勝利のジャパニーズ漫画ストーリーの一面があり、とても完成度が高く、なかなか面白かったです。師弟関係や、かっこいい必殺技の名前など、どこか『ぼく愛https://amzn.to/2VgJZLF を思い出しました。

★これぞジャパニーズ少年マンガ!と思ったのですが、あとで調べたところ女性ファンがとても多いそうです。香港でも日本ほどではないですが、そこそこ一般人の話題に上ることはあります。一方で、日本のSNSなんかでバズって各地のユニクロが大混雑になったジル・サンダーとユニクロのコラボのほうはあまり香港では話題になっておらず、ふつうに買いに行けるので、気が向いたら近くのユニクロでも見に行こうかな、と思っております。

 だんだんと秋も終わりに近づいてきましたが、香港の和食系のお店がどれほど恐ろしいのか、ちょっと説明したいと思います。

★720mlの日本酒が高いのだと10万円です(笑)。

 こういうお店にもちゃんと安くて美味しいワインや安い日本酒も置いてあります。それでも1本5000円ぐらいするんですが。しかし、メニューを見ると、それが一番上に安物!みたいな感じで乗っていて、すぐ下は1万円、2万円、それで、3万円以上の酒がズラッと並んでいるわけです。素知らぬ顔してビール頼んだり、その1本5000円のワインを頼めば、そんなにめちゃくちゃ高いわけではありません。日本の高級店と同等以上の料理がちゃんと2割増しぐらいのお値段で楽しめます。しかし、デートでこういうお店に行って、一番上の圧倒的に安い酒を頼みづらいわけです。あるいは重要クライアントとのディナーでも同じです。そういうことがすべて計算されてメニューが作られています。そうすると1万5000円のコースに、2万円の酒が乗っかってくるわけで、これが大変に曲者です。香港では、初めてのデートでも、ちゃんと一番安い酒を頼めるような強い心が必要です。

 残念ながら、やはり冬にかけて日本では新型コロナウイルス感染者がどんどん増えて来てしまいました。北海道では医療機関が逼迫しはじめている、ということで知事から様々な自粛要請が出ましたし、大阪や神戸などの関西も急激に感染者も重症者も増えてきております。いまのところ、日本を取り巻く状況は過去のバックナンバーに書いた予想通りになっています。なってほしくはなかったわけですが。

週刊金融日記 第433号 今後の新コロ禍の動向についての3つの予想
『週刊金融日記 第437号 新型コロナウイルス禍の最新の論点整理 封じ込めvs共生が本質的な対立軸になってきた』

 我らの小室圭さんが眞子さまと結婚する可能性が俄然高まってきました。SNSなどで拡散されている小室圭さんの写真から、彼が邪悪なち○ぽ騎士団の一員でないことはひと目でわかります。また、貧しい母子家庭の家に育っており、ち○こ一本で日本の皇室にまで登りつめる様はまさにジャパニーズドリーム。小室圭さんは過去に何度かメルマガで取り上げていますが、これからも応援したいですね。久しぶりにとても明るいニュースです。

●小室圭のチャラい画像まとめ
https://various-search.com/komurokei-charai-gazou-matome

●眞子さま「衝撃の手記」…大批判されても“命がけ”でご結婚を選択するワケ
https://gendai.ismedia.jp/articles/-/77398

『週刊金融日記 第335号 小室圭さんは生まれながらに恋愛工学がプレインストールされている』

 今週も読者から興味深い投稿がいくつもあります。見どころは以下のとおりです。

- バイデン大統領誕生で世界はどうなりますか
- トランプ大統領は不正選挙で敗れたのでしょうか
- アジアの国際金融センターとは何か
- 文系低学歴でもお金を稼げて転勤がない就職先をご教示ください
- アラフォー女ですが欧米コンプレックスを解消したいです

 それでは今週もよろしくお願いします。

1.日本の第三波到来を踏まえてコロナバブルの行方や政策誘導合戦の勝敗を考察

 日本の新型コロナウイルス禍は、北海道などは医療機関が逼迫しはじめ、不要不急の外出や移動の自粛要請が出て事実上の緊急事態宣言となっております。大阪は重症者が急増しており、時間の問題で北海道と同じ状況になるでしょう。東京も本日は500人近い感染者が出て、過去最大です。日本に新型コロナウイルス禍の第三波がやってきました。

●札幌に不要不急の外出自粛要請 北海道
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO66317120X11C20A1L41000/

★大阪は新型コロナウイルス感染による人工呼吸器装着数(人口心肺ECMO含む)が過去最大に達し、現場の医師たちの悲鳴がTwitterから聞こえはじめました。

●【速報】東京都 新たに493人感染確認

 とはいえ、このメルマガの読者の方にとっては、前述のように概ねこれまでバックナンバーに書いた予想の通りの展開ですね。正直、もう新型コロナウイルスの重要な論点は、このメルマガで語り尽くしたので、もうほかの話題について書きたいのですが、ファイザー社やアメリカのベンチャー企業が見込みの有りそうなワクチンを開発しつつあったり、また、過去のメルマガでの予想の振り返りなど、いい機会なのでまとめたいと思います。

週刊金融日記 第433号 今後の新コロ禍の動向についての3つの予想
週刊金融日記 第437号 新型コロナウイルス禍の最新の論点整理 封じ込めvs共生が本質的な対立軸になってきた

 まず、ひとつ目の想像以上のことは、株価がめちゃくちゃ高い!ということです。実体経済もコロナ禍の推移もそれに対する日本を含む各国政府の対応も、概ね予想通りではあったのですが、米大統領選挙を通過して、まさかここまでバブってくるとは思っていませんでした。ビットコインも高いです。コロナバブル見逃しの反省会は何度も開催しているぐらいで、別に株価はまた下がるだとか、そういうことは言ってないし、長期インデックス投資なら多少高くてもなるべく早く始めてそのまま放置したほうがいい、などと言っていて、大外しというわけではありませんが、やはりここまでの株高は予想できていなかったわけで、反省点です。

週刊金融日記 第441号 コロナバブルに乗れなかった人たちの反省会(第4回) 個人投資家の最適な資産構成を考える

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