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国連英検A級2次試験を受けてきました!

2020年の締めくくりとなる国連英検A級の2次試験を本日受けてきました。

国連英検A級1次試験合格についての記事はこちらから↓

本日の試験の様子と、自分が面接で何を話しどう答えたか、反省点をまとめます。

到着から面接前まで。

集合時間の20分前に到着し、受付を済ませると「面接シート」が渡されます。順番待ちするための控室で記入します。

記入項目は、

a. 家族
b. 現住所
c. 職業
d. 特技
e. 教育(専攻のみ)
f. 趣味・興味を持っていること
g. 好きな作家・愛読書
h. 尊敬する人物
i. 海外経験
j. 訪れたい国

全て英語で記入します(簡単な記入例あり)。「面接シート」に注意書きで、プライベートな内容が含んでいるので書きたくないところは書かなくていいこと、書いた内容や量は試験の採点に影響が及ばないことが書かれています。

公式問題集に面接シートがそのまま掲載されているので、これから受験してみようと考えている方はぜひそれを参考にしてみてください↓

あらかじめ何を記入するか下書きをしていたので、それを思い出しながらささっと記入しました。

そして20分ほど待って面接が始まりました。

面接で話したことと反省点。

国連英検A級の2次試験は面接官と1対1の面接試験です。時間は10分前後です。

面接が始まると自己紹介を求められ、自己紹介をするとすぐに、

あなたが興味のある社会問題は何ですか?

と聞かれたので、まずは面接シートに書いた、"poverty in Madagascar"について話しました。

アフリカの角の南東にある島国、マダガスカル。極度の貧困で喘いでいる国の一つで食糧と水へのアクセスの問題、食べるものがなくて虫や野草を食べることがある、ということを説明しました。

特に解決策等を聞かれることなく、逆に、「その原因が何か知っていますか?」と聞かれたので、干ばつや洪水、COVID-19によるパンデミックと答えました。

もう一つ、面接シートの「趣味・興味があること」の欄に、"school closure"と書いておいたのでこれについても聞かれました。教育がこれからの未来を作ることの鍵であること、子どもは社会の宝であり、将来を支えてもらうために教育の機会を奪ってはならないことを伝えると、

「パンデミック下でschool closureは正しい判断だと思うか?」

と聞かれたので、難しい判断だと思うけど、学校現場が発生源ではないしエビデンスもないので(UN NEWSに書いてあった)、よほどの蔓延が見られない限り、教育の機会を持つために学校を閉じるべきではないと答えました。

さらに、

「他に社会問題で興味あることありますか?」

と聞かれ、一瞬だけ迷ったのですが、ここ2日間で調べていたエチオピアの政治的混乱について説明しました。

振り返ると、現状説明に終始していた部分が多かったので、自分が政府の責任のある立場だったらどうするか、あるいは国連機関として何ができるか、という視点で話す部分がなかったのでそこが反省点です(もっと突っ込まれると思ったけど突っ込みがなかった)。

最後に、

「あと2分くらいありますが何か話したいことありますか?」

「面接シート」の海外経験と訪れたい国にイギリスを挙げておいたので、イギリスについて話しました。少し社会問題に絡めた方がいいかと咄嗟に判断し、「Brexit」という言葉を発しました。特に何かネタを用意した訳ではなかったので、無難というかありきたりな答えで、EU離脱をしない方がよかった、様々な国々から人が来て成り立っているのが今までのイギリスだったのでこれからもそうあって欲しかったと話しました。

ここで面接は終了。

とにかくひたすら英語をしゃべってきました!

2次試験の全体的な総括。

良かったこと・改善したいことを挙げてみます↓

良かったこと
1. 試験を受けることができた
2. 現在の自分のスピーキング力をほぼ出し切った
3. 用意していたことが試験に活きた
改善したいこと
4. 落ち着いてゆっくり・はっきりと話せるようにしたい
5. 説明だけでなく自分の意見・考えをもっと表明できるようにしたい
6. 国際情勢についての知識を蓄え、しっかりと語彙を運用できるようにしたい

今回は試験までの学習時間を満足に確保できず、でも限られた時間の中でどうするか考え、前日までニュース記事をよく読み、ノートを作ってメモをし、まとめてきました。

それが活かされたので良かったと思います。

2次試験の評価項目に、「発音・流暢さ・構成・語彙」という項目があり、やや緊張して前のめりになって早口でしゃべってしまったけど内容的には自分のスピーキング力の全てを出し切れたので、それがどう評価されるのかが気になるところです。

結果は1月中旬頃に郵送されます。年内に結果を知ることができないのは残念ですが、年内最後の英語試験をよい形で締め括ることができたと思います。

結果は別として、次のステージへ、もっと上を目指して、来年は国連英検特A級をトライします!

お読みいただきありがとうございました!

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