Kazu

20代男性|コラムやエッセイを書いています。|日常の些細な出来事を投稿します。|ラジオ…

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20代男性|コラムやエッセイを書いています。|日常の些細な出来事を投稿します。|ラジオ・podcast

最近の記事

#013 「友だちのままでいたい。」優しいようで苦しい言葉。

数年前、片思いをしていた人に振られて、3日間仕事を休んだことがありました。 「恋人より、友だちのままでいたい。」 これまで、自分から告白したことはなく、振られたのも20代ではじめての経験でした。 自分でもびっくりするくらい落ち込んで、2ヶ月近く引きずりました。 友だちのままでいたい。 彼が傷つけないようにかけてくれた優しい言葉でしたが、僕にはとても重たい言葉に感じました。 「他に好きな人がいるから。」 そう言われたほうが、諦めがついて、前向きになれたような気がします

    • #012 「期待してるよ」その言葉に胸がギュッとなる。

      仕事で失敗をして、上司と残業をしていた23時。 「今回のミスはしょうがない。君には期待してるから頑張って。」 上司が僕を慰めるためにかけてくれた「期待してるよ」という言葉。 僕は、この言葉がすごく苦手です。 この言葉を言われると、今よりも成果を出さなければ行けないという焦りと、期待に答えられなかったらどうしようという不安に胸がギュッとなります。 じゃあ、どんな言葉をかけるのが、最適解だったのか? この文章を書いていても、見つかりません。 「大丈夫、なんとかなるよ!」

      • #011 付き合ってることは秘密にしたい。同性とか関係なく。

        僕は、付き合ってる人のことを家族や友達、職場の人に秘密にしています。 これは、別に同性パートナーだからではなく。 単純に好きな人のことを誰かに話すのが照れくさいからです。(自分のニヤニヤ話す顔が想像できて恥ずかしいです。) あとは、周りに彼の魅力を知られたくないという一種の独占欲があるかもしれません。 外で手を繋いだり、スキンシップをすることはありませんが、一緒にいるだけで楽しいと思える人と出会えて、ほんとに良かったなと思います。

        • #010 30歳になるまでの目標。

          タイトル通りのお話ですが… 僕の30歳になるまでの目標のひとつが、バク転ができるようになることです。 きっかけは、前職の女性の先輩。 40歳目前で、バク転教室に通い、わずか1年弱で習得したそうです。 先輩は、「今、この瞬間が一番若いんだから。挑戦しないと後悔すると思った。」と。 ほんとに素敵な考え方だなと思いました。 実は僕もずーと昔からバク転ができるようになりたいと思っていて。 ただ、このままでは憧れで終わってしまうと思い、今日、思いきって体験教室に行ってきました。

        #013 「友だちのままでいたい。」優しいようで苦しい言葉。

          #009 キャロットケーキが好き。

          それいゆ|西荻窪 MARGARET HOWELL SHOP & CAFE|吉祥寺 AKHA AMA COFFEE|神楽坂 Marked|渋谷 僕は、とにかくキャロットケーキが大好きです。 土曜日は都内のキャロットケーキが美味しいカフェへ行くことが多いです。 にんじんがゴロゴロ入ったお店。 ジンジャーとカルダモンの薫りが良い店。 レモンの酸味の効いたフロスティングのお店。 それぞれのお店のこだわりが感じられます。 今日は西荻窪の喫茶店、それいゆへ。 1ピースでは満足でき

          #009 キャロットケーキが好き。

          #008 偉大なる波巻きパーマと煽て上手な美容師さん。

          波巻きパーマをかけてから、自分の横顔が好きになりました。 僕の横顔は決してシュッとしているわけではなく。 どちらかと言うと、エラの張ったフェイスラインがコンプレックスでした。 けれど、ふわふわの波巻きパーマをかけてから、このフェイスラインが、パーマとすごく相性が良いことに気が付きました。 「パーマ絶対似合いますよ!もっとカッコよくなります!」 半分以上、リップ・サービスだったと思いますが、美容師さんに上手に煽ててもらって、本当に良かったなと思いました。 僕のGoog

          #008 偉大なる波巻きパーマと煽て上手な美容師さん。

          #007 傘に巻くスカーフ。

          僕は、普段、ビニール傘を利用しています。 1000人近い従業員が働く、僕の職場の傘立てには、ビニール傘がずらりと並び、よく自分の傘がどれなのか分からなくなります。 そこで僕は、自分のビニール傘に緑のスカーフを巻くことにしました。 スカーフのおかげで、自分の傘を探すストレスも、間違えて持っていかれるリスクも減少しました。 ある日、駅のホームで電車を待っていると、60代くらいのお洒落な女性に声をかけられました。 「傘のスカーフとても素敵ね。物を大切にしてるのもすごく良いわ

          #007 傘に巻くスカーフ。

          #006 1泊の旅行だったら、小田原に行きたい。

          僕は旅行が好きです。 ただ、旅行と行っても、都内から電車で2時間以内の目的地に1泊するだけ。 そんな僕にとって、新宿からロマンスカー1本、1時間弱で行ける小田原は最高の観光地です。 新鮮な海の幸。 趣ある城下町。 鈴廣かまぼこ博物館(鈴廣のかまぼこが世界で一番好きです。) 箱根や熱海のように、有名な観光地はないけれど、落ち着いた雰囲気がとても好きです。 今月末はお花見に1泊、小田原に行く予定です。 そんな予定を楽しみに今日も仕事頑張ります。

          #006 1泊の旅行だったら、小田原に行きたい。

          #005 2000円のヘアワックスで、自分の機嫌を取ることができる。

          ヘアサロンで勧められるがまま、購入した2000円のヘアワックス。 普段、800円のヘアワックスしか買わない僕にとって、少し高価な買い物でしたが、使ってみるとやっぱり良い。 香り、セット力、艶感… 何を取っても、最高でした。 気分が高揚するネロリの香り。 今日は、病院へ行く、少し憂鬱な日ですが、2000円のヘアワックスで自分の機嫌を取って、頑張ろうと思います。 帰り道、紀伊國屋のちょっと高価な桜もちを買おうかな。

          #005 2000円のヘアワックスで、自分の機嫌を取ることができる。

          #004 白でも黒でもグレーでもなく、ミモザカラーの服を着る。

          僕は単純なので、新しい服を購入し、袖に手を通す瞬間に気分がとても高揚します。 普段は、白か黒かグレーの服しか着ませんが、今日は恋人が「この色似合うんじゃない?」っと言ってくれた、ミモザカラーのニットシャツを着て仕事に行きました。 「その色、あなたにぴったり。すごく似合ってるわ。」 「春らしくて素敵だね。」 「そのシャツ、俺もほしい!」 いつもと雰囲気が違うからか、思ったよりも多くの人に声をかけていただき、恥ずかしくも、とても嬉しくなりました。 恋人のセンスに脱帽です。

          #004 白でも黒でもグレーでもなく、ミモザカラーの服を着る。

          #003 わくわくする企画書が書けない。

          タイトルの通り、これが僕の最近の悩みです。 企画がよく通る先輩の企画書は、読んでいて「この人の話をもっと聞いてみたいな。」と思うほど、文章に抑揚があってわくわくします。 一方で僕の文章は、綺麗にまとまっていますが、あまり印象に残りません。 「いいんだけど、決め手にかけるんだよね。」 そんな上司の言葉が、グサッと心に刺さりました。 先輩には「一長一短で書けるものではないから。もっと経験を積めば、自然と書けるようになるよ。」と優しい言葉をかけていただきましたが、やはり、書

          #003 わくわくする企画書が書けない。

          #002 明日履くパンツが無くなってからが勝負。

          明日、履くパンツが無い。 今日、使う洗顔クリームが無い。 今、鼻をかむティッシュが無い。 ひとり暮らしをはじめて、かれこれ5年以上経ちますが、日々、自転車操業な生活を送っています。 〜仕事行く前に、洗濯機を回して、干して行かなきゃ。 〜帰り道に、近所のドラッグストアで買い物しなきゃ。 思っていても、数分後には全て頭から抜け落ちて、気づいた時に絶望します。 まさに今、お風呂上がりに洗濯済のパンツが1枚も無いことに気が付き、慌ててコンビニへパンツを買いに行きました。 ち

          #002 明日履くパンツが無くなってからが勝負。

          #001 男性が書くエッセイ。20代が書くエッセイ。

          生きるとか死ぬとか父親とか|ジェーン・スー あやうく一生懸命生きるところだった|ハ・ワン 黄色いマンション黒い猫|小泉今日子 僕はエッセイが大好きです。 高校時代に片桐はいりさんのわたしのマトカを図書館で借りてから、人間関係・恋愛・仕事で悩んだ時は、エッセイを読んでいました。 友達にエッセイが好きだと言うと、「男性がエッセイを読んでいるのって珍しいね。」と言われることがあります。 僕が思うエッセイの魅力は、誰かの価値観に自分をインプットできることです。 ただ、僕の友達

          #001 男性が書くエッセイ。20代が書くエッセイ。