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ネルシーニョ すべては勝利のために/田中直希〜『勝つ組織』へ変えた"ネルシーニョマジック"のすべて〜

今年ラストの投稿は…

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ネルシーニョ すべては勝利のために
田中直希

を読んだ感想になります❗️


https://wowma.jp/products/jan9784827206890


今シーズン素晴らしい成績で優勝した柏レイソルは2010シーズン、2011シーズンとJ2、J1を優勝した。
当時も監督を務めていたネルシーニョが起こしたマジックについて気になって本を購入してみました。
すごく面白い内容だったのですぐ読んじゃいました笑

田中直希

この本の著者田中直希さんは日本大学芸術学部文芸学科卒業後、一般企業に就職したが、一念発起してフリーライターに転身。2009年のシーズン途中からサッカー専門新聞『エル ゴラッソ』柏レイソル担当記者となり2010年にヴァンフォーレ甲府の担当、2009〜2012年で柏レイソル2011年は東京ヴェルディの担当も兼務。2013年は横浜FCFC東京、2017年に東京ヴェルディ、そして2018年からは浦和レッズを担当している。

他にも面白そうな本があったので良ければ❗️


https://bookmeter.com/books/6874084


レイソルを勝つ組織に変えた男

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2009年シーズン、それまでポゼッションサッカーを展開していたレイソルは成績不振により監督を途中交代した。

そして後任に抜擢されたのが『ネルシーニョ』だった。

就任早々レイソルを戦術面、そしてメンタル面から勝つ組織に変えていった。

選手達にどのような言葉がけをし、どう接して行ったのか。勉強になりました。

時には冷酷に。細かな点も見逃さない眼

ネルシーニョが就任した事で内情が変わった。
特に変わった点は固定したメンバーを出さなくなった事だろう。

当時GKを務めていた菅野孝憲でさえ固定されたメンバーはいないと言うほど選手の調子の良し悪しを常に見逃さないその眼は時に冷酷な決断をすることもある。

当時在籍していた魔術師フランサが退団するなど時にはびっくりするような移籍や選手起用が見えた。
その裏にはネルシーニョらしい理由が隠されていたとは…

今年に繋がる部分も?

今回読んだ本は2009〜2011シーズンを降格からJ2、J1優勝につながるものになったが今年のレイソルもここに当てはまってくる部分があるのではないだろうか。

ネルシーニョが今シーズン帰ってきて勝者の風格が見えてきたような、そんなふうに思います。
そこには今回読んだ本にも書いてあるいくつかの要因があったのかなと思います。

最後に

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今回この本を読んでみて前回優勝した時と今シーズンの優勝、そして来季への期待がより一層高まりました!

ネルシーニョ監督がどんなことを考え、そしてどう選手を使い勝ち進んでいったのか。
勝つ組織に変えたネルシーニョマジックが与えた周りへの影響は大きくそれによって考え方も大きく変わって行ったと感じました。

来シーズンのレイソルを見る前にネルシーニョという人がどんな人なのか、少し知れて良かったです❗️

そしてみなさん今年一年ありがとうございました❗️
良いお年を☺️

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