【日記】京都下鴨便り、Jazzyな街京都、双ヶ岡のSOENさん
京都は音楽と学生さんの街、ジュリーのタイガースや、北山修さん、加藤和彦さんのフォーククルセイダースが、みんな京都出身だったりして、その時代(昭和40、50年代)には、京都の街の至る所に、フォーク喫茶やら、ジャズバーやらが溢れていた。
今も変わらず、街には学生さんがたくさん歩いていはるけど、ジャズミュージックが流れているお店は、すっかり、少なくなってしまった。
音楽の好みが多様化して、などと言われるけれど、音楽の好みや趣味の話しをするコミュニケーション自体が、少なくなっている気がする。
音楽だけでなく、お酒や文学、恋の悩み相談まで、かつては学校、サークルの先輩、仲間たちと、夜を徹して話したりしたものだった。
過去3年間のコロナパンデミックの間、風邪やワクチン禍も大変やったけど、仲間たちとのコミュニケーションを経験することなく、青春時代を過ごすことになった世代が生まれることになってしまった。
10年ほど前、京都に暮らし始めたころ、4つ上の従兄が大のお気に入りだといって、連れてきてくれたのが、花園駅近くのSOENさんだった。
市内からはやや距離のある双ヶ岡の麓にある、一軒家のライブハウス。
学生時代から40年間ずっと京都に住んでいるアニキの学生時代から通っているというから、アタクシたち年代よりはかなりご先輩たちが、変わらず今も演奏し、飲みに立ち寄っているらしい。
敬老会、などとは口が裂けても言えないけれど、なぜか、ホッとする雰囲気、”あの頃”にタイムスリップできるこんなお店も、京都には残っている。
「次回はバイトの学生さんたちと、また来るね、」 と言って、ドアを閉めて帰るお客さんばかり。。。。
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