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そこまで厳密な塩分制限は必要ないんじゃないの?に対する3つの理由

こんにちは!減塩生活中のかずさんです!

約2ヶ月ほど減塩生活を続けています。始めたきっかけは心臓の重篤な病気が見つかったからなのですが、心臓病以外にも腎臓病等で塩分制限を余儀なくされる方がいらっしゃることがわかり、私なりに情報発信を続けています。

減塩生活をしていると世にある食べもののうち、少なくとも6割くらいは選択肢から外れてきます。おそらくラーメンの類はよほどのことがないかぎり口にすることはないと思います。美味しいと思うし、減塩生活前は毎週のように食べてましたけどね。

心臓の難病が見つかったからとはいえ、まだ厳密に塩分コントロール下におかれている訳ではないのだから、もう少し緩めたらいいじゃないか。あまり根を詰めすぎると”減塩疲れ”してしまい、ストレスが溜まって心臓病にも悪い影響が出るかもよ、との声をあちこちから頂きます。医師や看護師からもそう言われますからね。どっちやねん!ってなりますけど笑

私を気遣って気休めになるコメントを頂いていることは十分承知なのですが、やっぱり今の時点では減塩生活はきっちり続けておきたいのです。

なぜか。理由を3つに整理してみました。

まず、一度はずれたタガを元に戻すことは難しいから。心臓病は一時的なものではなく、生涯にわたって付き合っていかなければならないものです。症状が回復したとしても気を緩めると再び憎悪して徐々にQoLが落ちていく特徴があります。週1日くらい塩分を気にしない日を作ってもいいかー、って緩め始めた瞬間から、その週一日が次第に二日、三日と緩んでいくのです。私の性格からして。あとで後悔するくらいなら、今この減塩生活をキープしていく方が精神衛生上よろしいのです。

つぎに、減塩舌を維持すること。そんな言葉があるのか知りませんが。入院初期には病院食の量の少なさや味の薄さに愕然としたものですが、二週間ほどその生活を余儀なくされると味覚も慣れてくるものです。味が薄いのではなく、素材やダシの味がよくわかる、と捉えられるようになってきました。減塩生活をキープするにはこの「減塩舌」を失ってはいけないのです。塩分量の多いものを時々食べるようにしてしまうと、私が紹介しているような塩分2g以下の食事が再び辛くなってくるのではと懸念しています。同様の理由で、キリン他が開発している塩分を感じやすくする食器についても私としては否定的です。結局、塩分の強い味付けに舌が慣れている間は減塩生活はできないんです。

最後に、減塩生活においてポジティブな結果を得ているから。まだ2ヶ月ではありますが、体重はトータルで5kgくらい落ちました。体脂肪率も下がっています。おそらく血液検査の各種指標も基準値に収まってきていることでしょう。減塩生活を意識することで、味付けの濃いものを避けるだけでなく、量を食べすぎることをやめました。薄味のものでも食べすぎると塩分量は増えますからね。ごはんつき定食+ミニ麺、みたいな組み合わせも食べないですし、大盛ではなく普通盛を選びます。その方がその食事の中で摂取する塩分量をキープしつつバリエーション豊かな食生活を送れると思っているからです。

医師の話によると、よほどの脱水症状に陥らない以上は、水分補給の際に塩分を摂る必要はないそうです。つまり、日常生活を送る上で塩分6g以上摂らなければいけない理由はない。むしろ塩分3g程度でも体調的には全然問題ないそうです。

塩分少なめで稼働できる体をキープできるよう、減塩生活は今後も続けていきます。

いつもありがとうございます! サポートは減塩食材に関する情報収集かつかずさんの食費(^-^)に活用させていただき、記事として広く皆様に還元しています!