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繰り上げ合格

こちらは、繰り上げ合格をもらった後の記事。
最後の模試の会場で勉強会の待ち時間に書いていました。
「1次通ったら模試受けなくてもいいんじゃないの?」なんて少し思ったけれど、私が最後まで勉強会に参加したかったので、申し込みしていた模試。(落ちる想定ってほんとにしてなかったお気楽だった私。落ちたことで捉え方がすっかり変わりました。自分事になるまで、分かってるようで分かってないですね。)結果的にその時とても重要でした。
この時に聞けた話はとても良かったです。
公立中高一貫模試は、お勧めです。

以下、12月に書いた記事です。

「繰り上げ合格がある」ということは知っていたけれど、そこに期待はせず、次の準備をしていた我が家。

頼んでいた教材が届き、取り組み始めた頃、学校から電話が。

学校「繰り上げ合格の対象となりましたが、2次を受ける意向はありますか。」

私「ありますあります。」

と私。息子にも代わらせ、

息子「頑張ります。」

と、決意表明。

ダメだった後、もう1つの学校を調べる中で、今の彼なら、もう1つの学校の方が合うんじゃないか、もう1つの学校も相当魅力的と思っていたけれど、2次に進めるのは、2次の経験ができるということなので、大歓迎。

早速、手続きをして、2次に備える。

首の皮1枚繋がっている状態には違いないので、このまま、もう1つの学校の準備も進めることになり、長男ますますハードに。

面接の練習として、ワントーン明るい声で名前を言う練習、相手の目を見てにこやかに話す練習を始めた。面接に対しては夫の願いが大きい。

「これからは、どんな職業についても、相手を巻き込む必要が出てくる。その時のために、できる限り練習しておいた方がいい」と。

そのまんまの彼でいいんちゃう、なんて、私は思っていたけれど、前の面接では緊張のあまり、そのまんまの自分を出すこともできなかったんだから、まあ、やれるとこまで練習するか、と、始める。

改めてしゃべらせてみると、彼の発言は優等生過ぎて面白くない。もっと、自分の思いが話せるように、色々と仕掛ける。

優等生の人って優等生の解答が身に付きすぎて、本当の自分の思いがどこにあるか、本人も分かってないみたい。去年指導した子と同じような問いかけをしている自分がいて、笑える。
優等生、あるある。
先生に誉められる解答が身に付き過ぎているのよね。学校教育、こわ。(自分もそこにいたけれど。)

振り返り作文も、指定の量を書けるけど、なんせ、面白くない。

「何をどう思ったの?」
「もっと具体的に。」

掘り下げることで、その子らしさが出てくる。振り返り作文指導は、これで3回目だけれど、ほんとに、一人ひとり違っていて笑える。

試験までに間に合うかどうかは、分からないけれど、ここで必死にやることは、きっと、本人の今後に繋がる。

去年の子は、ほんと、直前に、「なんか、書ける気がする」ってとこまでいった。彼の粘りはすごかった。

繰り上げ合格によって、また、彼の苦手分野と取り組む必要が出てしまったけれど、きっとこの経験は、彼の人生に生きるはず。

2次のワークショップは、対策はせず、本来の彼をみてもらって学校に適正があるかどうか、学校の先生方に判断してもらうつもり。

そして、得意分野の勉強も、気を抜かずにやり遂げたい。

最後の最後まで子どもは伸びる。

私もそう思う。

模試の会場の待ち時間にて

12月11日

No.161

写真は、落ちた後、夫が神頼みに息子を連れていった時のもの。神頼みの効果があったのかしら。

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