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自分の感情を意識化するための「1分間スピーチ」

うちは、次男は、好きなことがはっきりしていて、「今、はまっていることについて、2分間話して。」と言われたときに、ペラペラと話せるタイプです。(写真の作品も勝手に作ってます。)

一方、長男は、感情の起伏が少なく、淡々と物事をこなせるのですが、「一番何が好き?」「最近はまってることは?」「今日、楽しかったことは?」「将来の夢は?」という質問を受けると固まってしまいます。

唯一感情が露になるのが「悔しい」らしく、空手で負けたり、持久走で負けたりした時には、延々とブチブチ言っています。

先日、中学受験の志望動機を書かせる仕事を請け負った際、「自分ががんばってきたこと」や、「趣味」「志望動機」を書く必要があることを知り、「あぁ、これ、長男、苦手なやつだ、何か対策をしていかねば。」と、思い、夕食時に「1分間スピーチ」をすることに決めました。

自分のことを知るということは、受験のためだけでなく、進学の時、就職の時など、何度も向き合っていかなければならない課題ですしね。

そこに向き合わなかったら、成績にちょうどあてはまる高校や大学に何となく進学し、就職するときにはたと困る、なんてことも起きてしまいます。

また、「やりたいことが分からない」という言葉をSNSなどでちょくちょく見かけますしね。

将来の夢を今すぐ決めてしまう必要はないと思っているのですが、自分がどんなことを楽しいと感じているのか、どういうときに嬉しい、もっとやりたいという感情をもつのか、ということに意識を向けることは重要だと思っています。

というわけで、空手のない日は、自分が今、はまっていること、楽しいと思ったこと、悔しいと思ったこと、などなど、自分の今日の思いについて、「1分間スピーチ」をすることにします。

朝、提案すると、「今日一日で、面白かったことなんか、ある?」みたいな返事が早速返ってきて、「お母さんは、日々、感じることはあって、それをブログや日記に書き留めているよ。」と答えました。

話したいことがありすぎる次男と、自分の感情のありかが自分であまり分からないタイプの長男、同じ親から産まれても全然違うなぁ、だから楽しいんだよな、と、思います。

長男の「好き」や「やりたいこと」が少しずつでも見えてくるといいなぁと思います。

No.33

「1分間スピーチ」のやり方は、タイマーを使って、話す人が1分間話すだけです。その時間、聞く人は、しっかり聞き、終わった後で、もっと聞きたいことがある場合、質問します。お題が「今日したこと」など簡単なことから始めると取りかかりやすいです。うちも、以前、「今日したこと」はやっていました。バタバタしている間に立ち消えになってしまいましたが…。




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