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数の合成と分解

2学期に入ってから、幼稚園さんの僕も、1年生に向けてちょっとは勉強しようという気持ちが出てきました。

幼稚園でもワークなどしているらしいです。

1年生までにできていたらいいなぁというのは、ひらがなを読むこととひらがなを書くこと、10までの数の合成と分解というところでしょうか。カタカナ、簡単な漢字が読めてると後が楽かな。(カタカナや漢字は、本の中などででてきた時に自然と目に入る程度でいいと思います。)

小学校でも習いますが、幼稚園の時間がたっぷりある間にドリルというよりは、経験でできるようになっていけるといいなぁ、と。(字を書くことは、書くことが嫌いな子どもにとっては、ドリル学習になるかもしれませんが。)

彼との学習では、10までの数を毎回ブロックを使って並べ、分けたり合わせたりしています。

6は4といくつ、みたいな感じ。
ブロックで6つを確認してから片方の手に4つ、もう片方の手に2つ入れて、片方だけ見せて、隠された数を当てるゲーム。

この操作がとても大切なのです。

それは、これが確実に理解できて、頭の中でパッパとできるようになっていれば、算数が得意って思える子になっていけるから。

1年生に習うことは、繰り上がりと繰り下がりの足し算引き算までです。上に書いたような数の仕組みが分かっていると、1年生で習った時にとてもスムーズなんです。

例えば15-7だと10から7を引いて3、3たす5で8という風に計算をします。

10から7を引くというのが、7のペアが3だと分かっていると簡単です。

10を作るとき7のお友達は3というふうに私は教えてきました。

その時には、最初は指も使わせます。

指の使い方も要注意。

「7を指で出して。」
と、子どもに言うと、片方の手で3、もう片方で4を出したりします。

それではダメで、5と2で7を作るように言います。

ブロックを並べる時でも常に5以上の数は、5といくつで並べるように教えます。

そうすると、10を作るペアが徐々に分かってくるのです。

幼稚園さんなので、同じことを短時間、何度でもやって彼の中でそれが当たり前になっていくようにやっています。

小学校のお子さんと違ってこういうことに時間をかけてやれることがとても嬉しいです。

4月は、まだ、勉強に向かう姿勢もできてなく、ほとんど、勉強なのか遊びなのか、ということをしてきましたが、最近は、勉強っぽくなってきました。

彼が1年生になって、学校で習った時に、指使えるよ、ブロック、知ってるよ、字の書き方知ってるよ、と、安心して取り組めるといいなぁと思っています。

幼稚園さんの時は、経験として知っていくことに重きを置いています。

私の英語の先生が、

「9割くらい分かっていて1割知らないことが出てくるくらいが楽しいんだ。」

ってよくおっしゃいます。

「ちょっと知ってる」方が、興味を持ちやすいと思うのです。

幼稚園や小学校と違ってうちは、来ても来なくてもいいとこ、なので、彼が、ここに来たらまあ、楽しいぞ、と、思ってもらえるように頑張ってます。

ぼちぼちやれる幼稚園さんとの勉強は、楽しいなぁと思います😃

No.150



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