生殖機能に及ぼす精神作用

女性が驚愕や憤怒や恐怖や
その他精神的な衝動を受けた時などには
月経中これが突然止まることがある。

またふいに月経の起こることもある。
妊娠中に精神的な衝動を受けた時などには
流産したり早産したりすることもある。


男性でその生殖器には何の異常もないのに、
異性に接する時には勃起しなかったり
または性交してもいざという時には勃起が続かず
真の男性としての本能を果たすことができず、
このために結婚もせずにいる男子もあり、
また結婚しても離婚となるものもずいぶんあるのである。

このような例は、いずれも精神が生殖器に作用する結果である。
斯くの如くに生殖器は精神に支配されている。

だから難産や流産の癖や
不感症や陰萎(インポテンツ)や
早漏や婦人病や
その他これに関する種々の病や癖を
精神方面から治すことが合理的な方法なのである。

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