Thank you, Albirex, for seven and a half years.
改めてアルビレックス(シンガポール、新潟)での7年半の簡単な振り返りとお世話になった皆さまへの御礼を書き記したいと思います。
2017シーズンにアルビレックス新潟シンガポールで初めてトップチームの監督を務めさせて頂き、継続して2018シーズンも指揮を取らせて頂きました。
2018シーズンから選手の年齢制限などレギュレーションの大きな変更もあり、編成が大変だった事を覚えています。
2019シーズンは日本のアルビレックス新潟でアカデミーダイレクターを務めさせて頂く事になりましたが、シーズン途中の4月にはトップチームの監督を務める事になりました。
途中からのチーム作りの難しさを感じながら選手たち、クラブの皆さん、サポーターの皆さまには苦しい時間を長く過ごさせてしまったという非常に苦い思い出が残ります。
シーズン終盤は少し安定した戦いが出来た事もあり、ホーム最終戦のセレモニーでは退団する選手たちを温かく送り出せる雰囲気になって良かったなとホッとした記憶もあります。
その時のメンバーが数名、現在J1で戦う姿、また他チームで活躍する姿は本当に嬉しく、いちサポーターの気持ちで応援させてもらってます。
2020シーズンはU-18監督としてスタートし、途中からアカデミーダイレクター兼務、そしてコロナ禍となり、通常の活動もままならず、その対応に日々追われた記憶ががあります。
その当時少年だった選手たちが立派な青年となり、トップチームへの昇格、大学や他チームで活躍する姿を観れて嬉しく思います。
2021シーズンは再びシンガポールへ行き、テクニカルダイレクターとして活動しましたが、まだまだコロナ禍であり、入国時のホテル隔離やトレーニングへの制限など満足な活動が出来ませんでした。
2022シーズンは再び監督となりましたが、実はシンガポールに戻る際にこのクラブで再び監督をやるイメージは持っていませんでした。
継続して2023シーズンも監督を務めさせて頂きました。
そしてクラブがローカル化という大きな転換期である重要な2024-2025シーズンも監督をさせて頂きスタートしました。
結果は残念な形となってしまい、選手たち、クラブの皆さん、パートナー企業の皆さま、サポーターの皆さまを失望させてしまい、本当に申し訳なく思っています。
すべて監督である私の責任であり改めて深くお詫び申し上げます。
ここまでアルビレックス新潟シンガポールでトータル5年半、アルビレックス新潟で2年とアルビレックスに7年半お世話になりました。
様々な役割を与えて頂いた中ですべて満足いく結果とは行かず、皆さんの期待に応えられなかった中で本当に多くの人達に支えて頂き大変お世話になりました。
また国籍をも越えた多くの仲間との出会い含めて素晴らしい人財、生涯の財産を得る事が出来ました。
それは勝利の数、獲ったタイトルよりも私には価値ある大切なものとなっています。
これからさらにアルビレックス新潟シンガポール、アルビレックス新潟が素晴らしいクラブになっていく事を確信していますし、違う場所に行っても変わらず仲間たちを応援させて頂きます。
改めまして関わって頂いた皆さますべてに御礼申し上げます。
本当にありがとうございました。
私自身これらの経験を糧に今後もフットボールの世界に身をおきチャレンジしていきたいと考えています。
そして私を育てて頂いたフットボール界に恩返しをしていきたいと思います。
7月中には日本へ帰国予定ですので、また皆さんとお会い出来る日を楽しみに頑張ります。
引き続きよろしくお願いします。
吉永 一明
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