【INFP】仲介者。外向感情を伴った内向直観タイプ(MBTI)
はじめに
MBTIの各性格タイプに関して、下記観点からまとめておこうと思う。
世間の印象
主機能と補助機能の特徴と、判断プロセス
周囲に与える印象
劣等機能と劣等機能の強化方法
コミュニケーションの特徴
ストレス時の反応と改善のためのポイント
今回は、INFPについて。
INFPに対する世間の印象
INFPでググってみると、関連検索として「INFP 人生 ハードモード」「INFP 不思議ちゃん」「INFP 化ける」「INFP ふわふわ」などが出てくる。
「仲介者」と称され、有名人では、ウィリアム・シェイクスピア、ジョン・レノン、J.R.R.トールキンなどが挙げられる。
ちなみに、日本では約16%とMBTIで最多の割合を占める(2023年)。
INFP:外向直観を伴った内向感情タイプ
INFPの認知機能は発達している順番に下記
主機能(自分で最も気づいている機能):内向的感情(Fi)
補助機能(十分機能していても、自分で気づきにくい機能):外向的直観(Ne)
第三機能:内向的感覚(Si)
劣等機能:外向的思考(Te)
各認知機能がどのように個人の知覚と行動に影響を及ぼすかを、一言で表すと下記
Fi-Ne:外部から得たアイデアや情報を、自分の感情や倫理に合致するかどうかを基準に判断する
主機能と補助機能の特徴と判断プロセス
外向的直観(Ne):外部の世界から新しい可能性やアイデアを探す
INFPは外向的直観(Ne)を使って、外部の世界から新しいアイデアや可能性を探索する。多様な視点を考慮し、複数のシナリオや未来の可能性を思い描くことが得意。
内向的感情(Fi):自分の感情や価値観に基づいて意思決定する
INFPは外部から得たアイデアや情報を内向的感情(Fi)でフィルタリングする。Fiは個人の内面の感情や価値観に強く根ざしており、INFPは自分自身の信念や倫理に合致するかどうかを基準に意思決定を行う。
合理的な利益や効率よりも、自分の感情的な反応や価値観に基づいて意思決定を行う。例えば、あるプロジェクトが大きな利益をもたらす可能性があるが、自分がそのテーマに共感できない場合、そのプロジェクトは選択しないかもしれない。自分が情熱を持てるテーマかどうかをもとに、意思決定する。
INFPとINFJの違い
INFPとINFJは、共に理想主義的で内向的な性格タイプだが、主機能と補助機能の違いにより、彼らの内面の焦点や外部へのアプローチに違いが現れる。INFPは内向的感情(Fi)を基盤とし、自分の内面の価値観や感情に重きを置く一方、INFJは内向的直観(Ni)を基盤とし、未来のビジョンや洞察に重きを置く。
INFPが自分自身の感情に対して忠実で、外部の期待や規範に対してはあまり影響されないのに対して、INFJは他者の感情や社会的な期待を考慮して意思決定を行う。INFPは他人の感情に対して共感する際も、自分の内面的な感情を優先するため、INFJほど共感疲労を感じにくい。
周囲に与える印象
思いやりがある: INFPは他者の感情に敏感で、共感能力が高いため、他人に対して思いやり深く接することができる。
創造的: 豊かな想像力を持ち、新しいアイデアやユニークな視点を提供することが多いため、周囲から創造的な人物として見られる。
内向的: 内向的な性格のため、静かで落ち着いた印象を与える。社交的な場面では控えめに振る舞うことが多い。
理想主義: は自分の理想や価値観、、
続きはこちらで記載しています。
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