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雨の和歌山の楽しみ方

2022/4/30-5/1 in 和歌山
オヤジの四回忌を終えた後、
白浜へ移動。

ホテルにチェックインした後は
ビールをプシュッと一杯。

運転での緊張をほぐした。
食事は吉野牛のしゃぶしゃぶコース。
美味しくいただく。

翌朝5月1日は
朝から雨。

雨の和歌山をどう楽しむか?
うーん。困った。

晴れていたら、オカンと孫を
アドベンチャーワールドって案が下手なのだが、
雨だからそんなに楽しめない。

雨が降っているので
チェックアウトの10時までギリギリ
ホテルを楽しむことにした。

モーニングのコーヒーサービスを楽しみ、
行き先を語り合う。

白浜にある
白浜海中展望塔も面白そう。
自然の海の中を見れるってことでいいかな?と思い
問い合わせてみると
「今日は雨で、曇っているから海が暗いですよ」
と教えもらった。
ここは残念。(またの機会に訪れたい)

結局、とりあえず
“とれとれ市場“へ行こうってことなった。
まずはお土産だ。

ホテルから数分で到着。
めっちゃ近いが、めっちゃ混んでいた。
お店の人曰く、
「今日は雨やから人がたくさん来てるわ」ですと。
(やっぱり考えることは同じなんだな。)

オカンが欲しいものをチョイス。
カツオの生節。
太刀魚の味醂干し。
さんま寿司。
和歌山の地のものをチョイス。
近所の人に配るからというわけで
カゴいっぱいに購入。

買いすぎちゃうか?というボクに対しても
「これぐらいいるねんて」とオカン。
きっと金額のことなんて考えてないんだな。
自分のことより人のことにお金を使うオカン。
普段は質素な生活をしているオカンが、
この時ぞと奮発する。
見栄のためではなく、
純粋に
“お世話になっているから“という理由で

ボクも見習わなければと思った一コマだった。
1時間ほどぶらついて
外に出ると雨も小雨になっていた。

オヤジのふるさとである和歌山
なのに、オカンは白浜が初めてだという。

だからこそ、白浜を回るにはどうしよう。
ってことで、
まずは
三段壁を目指した。
断崖絶壁に「うわー」とオカン

次に
千畳敷へ
広々と広がった石の絨毯。
模様を見て「マーブルや!」と叫ぶオカン

さらに
円月島へ
穴の空いた岩を見て一言
「誰が開けたんや?」とオカン
(人工物なんか?と突っ込みたくなるが・・・)

雨も上がった白浜
車は帰路へとハンドルを回しながら
海鮮せんべい南紀へと車を走らせた。
ここは、せんべいを試食できて
なおかつコーヒー無料スポット。

「ヘェ〜食べ放題なん?」と驚きながら
「ここで昼済ませようかな」などと恥ずかしいことを
平気て呟くオカンを横目にコーヒーをいただくボク。

しかし、「ここのコーヒーは薄いな。ホテルの方がいいわ。」
とケチをつける。
(せっかくもらっているのだから・・・)と嗜めるが
お構いなし。

たくさん試食させていただいた。
ご馳走様でした。

その後は、田辺へ向けて車を走らせる。
妻の希望でパン屋を巡り
息子の希望でラーメンを食べた。

帰りしな車の中で
オカンは話し続けた。
ここ数年、こんなに長い時間をオカンと過ごしたことはなかった。

17時半。
無事にオカンを実家に送ると
「あぁ〜ほんまに楽しい時間やったわ。ありがとうね。」と一言。

「あーまたいこ。」と返すので精一杯。
心の中では、
(こちらこそありがとうやで)と呟いた。

オカン73歳。
あと何回、こうして旅行できるだろう。
これからもこんな時間を増やしていきたい。
できるだけ早く、次回を考えよう。

健康で、動ける時間は限られているのだから。
お母さん ありがとう。
これからも よろしくお願いします。
少しは 親孝行できていますか?

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