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鉄道の仕事

本日夜勤明けでした


ここで私の職業を紹介させてもらいます。私は現在鉄道設備の維持管理を行っています。仕事内容は以下を参照ください。

駅や電車を日中利用される方はあまり目にしない仕事ですよね。

「いつ仕事してるの?」

と疑問に思った方がいらっしゃると思います。その答えは、

「夜終電から始発までの列車が走らない時間帯に仕事をしている」

になります。

イメージこんな感じです。最近は日の出が早くなってきて、作業が無事終わって迎える日の出は、ホッとさせてくれますね。夜勤が終わるとその日の日中は非番ということで勤務はありません。非番は平日休みのような感じで、普段しにくい役所や銀行手続き、通院とか、空いているお店に買い物行くとか有効活用しています。(最近はフレックスタイムとかテレワークとか勤務時間を柔軟に決められるようになってきて、比較的こういった雑務もしやすくなってきた感じはあります。)雪国にいたときはよくあさイチで雪山行って滑ってました。懐かしいですね。

鉄道関係で気になるニュース2点

コロナ禍で鉄道はじめ運輸サービス業界は大きな影響を受けたことはご存じだと思います。そして、これまで気がかりではあったけどあまり公にならなかったことも皆さんの耳目に入ってくるようになったと思います。最近だとこちら。

サービスを維持してくコスト大きく、収入が減少してしまうと赤字になるのも早いです。もともと線区だけで見れば昔から赤字なのですが。地方の赤字を都市部の高密度線区や新幹線、駅ビルの営業で得られる利益でカバーしているのが日本の鉄道のビジネスモデルでした。

ただ、社会が変化し、経営資源も今後一層厳選して投入していかなければならなくなったとき、地方の赤字路線をどうするか、という課題は避けて通れません。記事にもあるようにLRTや上下分離方式(設備は自治体が保有し、鉄道会社はその設備を借りて輸送サービスを提供するというスキーム。例としてJR東日本の只見線)が解決策の一つであると思います。いずれにしても、代替手段なのか、廃止にしてしまうか選択しなければならない時期はそう遠くなさそうです。また、もし鉄道がなくなってしまったときには私たち設備の維持管理をする仕事はどうしたらいいのだろうか、ということも悩みです。この話はまた新しい情報があったら考えていくし、noteにも書きたいと思います。

もう一点

若手社員の退職者が最多ということで、こちらもJR北海道だけでなく業界として解決しなければならない課題です。冒頭にも述べましたが設備の維持管理は作業の主体が夜間で、なかなか機械化も進まず魅力的には乏しいことは否めません。また、鉄道網を支える人たちの間でも、地方と都市部では待遇的な部分に差があるのも確かです。そもそも地方では新卒採用、そして定着させるのに苦労しています。夜間作業をなくして日中作業を行う、季節による仕事量の増減をなくし平準化を一層進めるなど改革待ったなしです。

こんな感じでいろいろ課題はありますが、今日も安全に列車は動いています。明日からも安全作業で頑張っていきます。


子供同士のけんか

皆さんは仲裁しますか?以前は収拾がつかなくなるので諫めていましたが、最近はきょうだい2人とも話ができるようになって、どっちが悪い/悪くないとか判断できて、お互い納得してけんかを止められるようになってきたのでなるべく放っておいています。声がうるさかったりモノをつかってたたいたりしているのを見ると、つい「うるさい!」「やめなさい!」と口が出そうになるけど我慢です。

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