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手帳会議・2022(前編)【数田朗の文具トーク#2】

さて、今日は手帳の話です。巷では来年の手帳をどうするかなどを検討することを『手帳会議』と呼ぶそうで、せっかくなのでそれに倣ってみました。なんだか文具沼の人間っぽい感じが出てドキドキしますね。

実は以前、自分の手帳(の使い方)についての記事を書いたのですが、なんとなくそんな書くほど大層な使い方もしてないなと恥ずかしくなり削除していまいました。

ですがそれ以降、まあ以前から漠然と文房具好きではあったのですが、マスキングテープにハマり、万年筆・インク沼にどっぷりと浸かって、本格的に自分は文具が好きだな〜と自覚しだして色々と情報を集めはじめました。そして今年の手帳シーズンを迎えせっかくなのでどういう風に来年の手帳を選ぼうかと思ったのを記録に残そうという次第です。まあ、やはりあまり参考になるようなことも言いませんがせっかくなので見ていってくだされば。

まず、自分の2021年の手帳の布陣です。

アーティミスマンスリーB6『ON AN UP』(リンクは2022年版)
コクヨキャンパスダイアリーバーチカルA5(リンクは2022年版)

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この2冊をメインに使っていました。
実はアーティミスのこの『ON AN UP』シリーズは、大学のときに手帳を使い始めてからずっと使っていたので、もう何冊も家に昔の記録があります。

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こうやって並ぶとなかなか壮観ですね。

まあ、だからと言って毎年ずっとちゃんと書き込みをしていたわけでもないのですが。

ちなみに使用用途としては主に
・アーティミス⇒予定の管理
・キャンパス⇒行動の記録

となっています。

ちなみに今年に入って初めて行動の記録をバーチカルでつけ始めたのですが、ちょっと自分は体調管理が必要な身でして、バーチカルタイプは一週間で何をしたかが一眼で分かるので、体調がどうだったのかとか、どれくらい寝ていたとかがとってもわかりやすくてすぐに習慣化することができました。基本的にほぼ毎日行動ログをつけています。

さて、手帳会議に当たってそれぞれの手帳の気に入っているところと不満点を列挙してみましょう。

【アーティミス『ON AN UP』】
⇒気に入っていた点

・表紙のデザイン
 『上り調子』を意味する『ON AN UP』。右肩上がりのポケットにもなっている表紙がお気に入りでした。
・横罫のメモページ
 横罫ラブな人間なので……。
・マンスリー各週の横のメモ欄
 となりに五行スペースがあるので、その週劇場で見た映画のリストにしてました。
⇒不満点
・月が6週になった時の三角マス
 30日とか31日が入りきらなくて前週と同じマスに押し込まれているアレです。
・今年ハードに手帳を使ったら、何ページもホチキスが取れてしまった
 今年はなぜか手帳を見返すことがいつになく多く(暇だったから?)、ページがどんどん外れてしまいました。
・日曜始まり(バーチカルの月曜始まりとのズレ)
お気に入りだった色が今年から無くなる
 これが一番デカい。

【キャンパスダイアリー・ウィークリーバーチカル】
⇒気に入っていた点

・バーチカルという形式
 バーチカルという存在をこのノートで初めて知ったので、これがメジャーな形式だと知らず……。
・横罫メインのフォーマット
・安い
⇒不満点
・24時間形式ではない
 6:00〜22:00までのフォーマットになっています。深夜まで活動していることが多い自分にはちょっと痛い形式。ただ、上下にメモの行数がいくらかあるので頑張れば24時間分の記録が残せます。

というわけで、お気に入りの色も無くなっちゃうし、メインとサブで始まりの曜日も揃えたいし、今年はどうしようかなあ……。と悩んでいたら、アーティミスをほしいものリストに入れているからかAmazonさんがある手帳をサジェストしてきました。

それが、ジブン手帳です。

とりあえずまず(表紙の)デザインがすごく好きでした。あと自分は小説を書く時とかにノートにアイデア出しをするのですが、その時愛用しているノートがコクヨさんのものなのです(ちなみにそのノートは現在絶版)。だからこれがコクヨさんの製品だと知ってすごく好感を持ちました。色々調べて、普通の『Diary』、『Biz』と迷いに迷って結局『Days(A5スリム)』を購入。色々理由はあるのですが決め手は、
1日1ページ構成にチャレンジしたかった
 数年前に一度日記をつけているのですが、またつけたいなあと思ったのが大きい。日々の記録をもっと残したい、そんな感じです。
・そのデイリーページに、今日が今年何日目かの表記がある
 これが個人的にかなり良いポイント。今年今どの位経過しているかを意識できるのは良さそうです。
・フリーリストに読書記録、映画記録を書き込める
 これは個人的な趣味として。
・バーチカルの形式が24時間
・今年から始まった形式なのでしばらくは続きそう

これで満足!と思っていたのですが、しかしよく考えると、やっぱりバーチカルは見開きで一週間見える方が一覧性があってよかったのでは?という気分になってきました。ここで色々とYoutubeとかの動画とかを見て、手帳を何冊も使っている人とかを見て(良いのか悪いのか)影響を受けます。そうか〜手帳って一冊じゃなくても良いんだな〜。っていうかよく考えたら2021年も2冊使ってたな〜。

となり結局『ジブン手帳 Biz(A5スリム)』も買い足しました。これも24時間バーチカルで、ウィークリーなので一週間の行動を見渡すことができます。通常の『DIARY』にしなかったのは、表紙の色の雰囲気を『Days』と変えたかったからです。

ちなみにBizの不満点。
・24時間バーチカルだけど、0時〜6時の幅が狭いこと
 深夜まで作業をすることも多いのでその記録がつけづらく、また直感的に時間経過がわかりづらい(歪んでしまう)こともちょっと問題かなと。
・紙が薄い
 キャンパスダイアリーに比べると紙がかなり薄いです。裏写りなどはあまりないようですが持ち歩きすると端が曲がってしまうというレビューもあり、どうしようかな〜となってます。これは『Days』も同じですね。

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まあでも、基本はこの『ジブン手帳Days』(自宅記録用)、『ジブン手帳Biz』(外出持ち歩き用)で良いかな〜と思っていたのですが……。

長くなったので次回に続きます!

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