そして波風が立たない
メフィスト賞、2024年上期の座談会が公開されました。
私、数田朗も作品を投稿していました。
連絡がないのでまあ受賞ではなかったのは理解しつつ、どうかな〜と結果を待っていましたが、いやあ、ダメでしたね。連敗記録更新です。
印象に残った作品にも載っていませんでした。う〜む。
今回自分は人生で初めてちゃんと長編を書きました。
『その不確かな実りを讃えよ』という作品です。
約14万字、440枚なので、まあ、間違いなく長編と言っていいでしょう。
こんな話です。
う〜ん、ダメですか?(笑)
ジャンル的にはいわゆるディストピアものという分類になると思います。
この作品の構想というか、着手は二年以上前からしていて、何度か挑戦して挫折している作品でした。
当初からメフィスト賞を射程に入れてはいたものの、同時に文藝賞も提出先として考えており、途中まではやっぱり文藝賞かな……という迷い方をしていました。
枚数が400枚を超えた(文藝賞は上限400枚)ので、そこからメフィストに絞って執筆しました。
で、まあ、ダメでしたね。
う〜んあれかな、あまりにも尖りすぎてたかな!?笑
……冗談です。
真面目に分析すると、エンタメなのか純文なのかはやっぱりはっきりさせて書いたほうが良かったんだろうなと思います。
メフィスト賞はミステリに限らず挑戦的な作風の作品が多く輩出されているので、越境的な作品でもいけるのかな、と思ったんですが、やっぱり厳しかったみたいですね。エンタメとして弱かったんだろうと思います。
まあでも、書いちゃったものはしょうがない。
最終的にメフィスト賞にしか出せないと思ったのだからしょうがない。
それで向こうが振り向いてくれなくても、これまたしょうがない。
いずれにせよ落選が事実です。はーかなし。
というわけで応募が終わってから「ダメだったらどうやってこの小説発表しようかな」ということはずっと考えてました。
文学フリマ(大阪or東京)での同人誌発行かな〜と思っていたのですが、長さ的に本の値段もあがりそうですし、今までの出している作品と傾向が変わるので、そのあたりで色々と悩む。
最近カクヨムを始めてみたので(実は新作も載っております)、とりあえず一旦そちらに掲載することにしました。
こちら『その不確かな実りを讃えよ』
連載形式でちょっとずつ載せておりますが、今月中には完結まで掲載される予定です。
まあでも、直後に友人と残念会をしたからか、思ったほどのネガティブには突入していません(今のところ!)。
むしろ、最近ずっと筆が止まっていたので、やっぱり頑張らないと、という気持ちになっているので、まだまだ頑張りたいですね🌾
カクヨムの方あまりアクセスないので、気になった方はぜひ覗いてくださると嬉しいです。では〜
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