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自作小説まとめ

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自分で書いた創作の一覧です。
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#J庭

J庭54新刊『桜が狂い咲きしている』紹介

まもなくの10月8日に、東京ビッグサイト東3ホール(※会場変更になったそうです)にて、 J.Garden54 が開催されます! 数田朗の個人サークル『JUNK SHOP』は、【か10a】に配置となりました。 新刊『桜が狂い咲きしている』を持って参加します\\\\٩( 'ω' )و //// 『クラスに馴染めない少年×トイレの幽霊+学校の人気者』 という三者が織りなす青春模様を描いたBL作品です。 当日はこの他に、先日の文学フリマ大阪11で発行した『離陸』(J庭初売り)、

#14 それだけで世界は輝く(BL、2021)紹介

2021年創作第一弾(1月分)だったものです。BL同人誌『眩しくて見えない』に収録します。(106枚、34100字) 大型犬系売れっ子ミュージシャン×売れない小説家 の話になります。よくよく考えたらBL小説集なんだからちゃんとカップリングを表記しないとダメなんだと今更気付きました(他の作品のにも追加しておきます!) もともと純文学の、才能にまつわる話として構想したものを、BLにガチャコンと方向転換したものになります。その経緯ともともと慣れていた文体の影響で、最初の方これ

#17 一夜(BL、2021)紹介

10月10日に発行するBL同人誌『眩しくて見えない』収録作です。 タイトル通り、とある「一夜」のできごとを描いた話になります。原稿用紙21枚、文字数7000字程度と、自分の創作史上最短の物語になります。 ミニマルな話を作ってみよう、という試みで書かれたもので、もともとBLを書こう!という気持ちで書いたものではなかったのですが、できあがってみるとこういうのもBLとしてありかもナ〜と思って今回収録するに至りました。 肉体労働の青年と、大学准教授の青年のとある夜の話です。

#12 何度も燃えあがる(BL、2020)紹介

2021年10月10日開催『J.GARDEN50』にて発行の同人誌『眩しくて見えない』に収録する作品です! 2020年、所属していた(文芸)サークルで文学フリマに参加することになり、そのために書き下ろした作品です。その時の部誌のテーマは『大人のゲイ』。 原稿用紙84枚、26100字という、普段(自分には)あまり馴染みのない字数の物語を書くのに苦労したのを覚えています。 内容としては、『大人のゲイ』というテーマに決まったあと、『大人』を描くために、逆説的に『子供』を書こう