先日久しぶりに処方が変わり、まあしかし薬の名称を列記するのもあまり趣味が良いとは思えないのでやめておきますが、単なる抑うつ感だけでなく、今さらながら、コロナ下におけるかなり強くしかも継続的に滞留するもの憂さを日々感じながら暮らしています。これは別にぼく個人に限ったことではなくて、世界中の多くの人が行動を制限されているので何らかの形で感じていることだとは思うのですが、なかなかきついです。

ぼくは愛煙家だった頃から喫茶店で読書することを愛してやまない生活を送ってきたわけですが、いま喫茶店に行くことはとても危険なので厳禁しています。したがって、基本的には家で本を読むことになるのですが、どうもしっくりこないというか、読書行為そのものに物足りなさを感じてそれが日々目には見えませんが積み重なっていくのです。

日本政治はデタラメ、コロナ対策は穴だらけで、ぼく自身は1回目のワクチンは打ったというものの、今後いったいいつこのコロナの時代が終わるかはもちろん誰にもわからず、2週間に1つ新しい変異株が生まれているという状況は、どう考えても狂っているわけですが、あるいは耐えるに忍び難い状況なわけですが、それが日々淡々と続いている。もちろん100年ほど前にはスペイン風邪と呼ばれたインフルエンザの大流行がありましたが、現今のコロナの問題はそれをずっとずっと超えた何か禍々しさがあって、憂鬱さは増すばかりです。

ちまたではアルコール依存症やうつ病患者が増えているようですが、これからもどんどん増えていき、それでも元気な人は元気で世界は回っていくのでしょう。これに適応していくのが困難な多くの人は、何らかの苦しみを抱え続けるのでしょう。端的にいうと、すでに世界はスーパーハードモードに突入しており、しかもソフトな地獄が当面継続される見込みということです。正気を保つということがどういうことなのかはもはやよく分からなくなってきた感じですが、それでも(なんとかして)生き延びていきましょう...!!

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