見出し画像

デイサービス経営が上手くいくコツとは

◯上手くいくコツはすべての分野に共通している
◯特別なことは必要ではない
◯すべて基本の中に答えがある
これから紹介していく4つの基本を実践することこそ、デイサービス経営が上手くいくコツなのです。


『デイサービス経営が、上手くいくにはどうしたらいいだろう?』

世の中には上手くいっている人がたくさんいます。
コロナ禍であろうとどんどんと事業所を拡大している人もいます。
上手くいっている人たちは、どうして上手くいっているのでしょうか?

『別に、やっているサービスも自分と変わらないし、特別なケアマネ営業をしているみたいでもない。何か隠れた、秘訣みたいなのがあるのだろうか?』

もし、あなたがそう思っているとしたら、難しく考えすぎています。

『上手くいくためには、特別な事をしなければいけない』って思っている人が多いんですよね。
そしてもうひとつ。
『それぞれの分野で、上手くいく法は異なる』と思っちゃっているのです。
例えば、ビジネスで言えば、デイサービスで上手くいく方法と、小売店で上手くいく方法と、住宅リフォーム会社で上手くいく方法は、違うと思っているのですよね。
でも
世の中を見渡すと、いくつかの分野で、秀でている人っていうのがいますよね。
例えば宮本武蔵。
二刀流で、剣の道を極めた武蔵は、「二天」という名前で、多くの絵画や書を残しています。
これらの作品は、世界でも高い評価を受けているほどの作品なんですね。
ビジネスの世界をみても、成功者の中には、音楽や芸術の分野などで、優れた実力を発揮している人がいるんですよね。

つまり、ひとつの分野で秀でた人の中には、その分野以外でも、優れた実力を発揮している人が、たくさんいるんです。

これは何故なのでしょうか?
才能にあふれた人っていうのが、世の中にいるって事?
神様は、選ばれた人にだけ、多くの分野における才能を与えたってことでしょうか?
もしそうだとしたら、神様っていうのは不公平ですよね。

実は上手くいっている人が、更に上手くいき
ひとつの分野で才能を発揮している人が、他の分野でも才能を発揮できるのには訳があるんです。

『上手くいく方法は、あらゆる分野で共通している』
つまり、ひとつの分野で上手くいったり、才能を発揮している人は、他の分野でその方法を応用すれば、他の分野でも上手くいくようになれるんですね。

上手くいく人は、上手くいくコツが分かっているから、どんどん上手くいき
上手くいかない人は、上手くいくコツが分かっていないから、全然上手くいかないという結果になるのです。
多くの人は「分野が違えば上手くいく方法やコツは違うものだ」と思っていますが、
上手くいっている人たちは「分野が違っても上手くいく方法やコツは一緒だ」と知っています(もちろん、分野が異なれば少しだけ加工する必要はありますが、基本的には同じなのです)
華道で上達する方法と、書道が上達するコツは一緒だし
武道で強くなる方法と、絵画が上手くなるコツは一緒だし
ビジネスで上手くいく方法と、芸術に精通するコツは一緒なのです。
だから、ひとつの分野で上手くいっている人は、他の分野でも上手くいく人が多いのです。

ということは
他の業界で上手くいく方法を、デイサービスに応用しても上手くいくってことですよね!

今まで「デイサービスにはきっと特別な上手くいく方法があるはずだ!」と思って、デイサービスが上手くいく方法と、他の分野で上手くいく方法を、頭の中で分けていたから上手くいく方法が見えてこなかったのです。
一言でいえば、小難しく考えすぎていたのです!

「デイサービスが上手くいく方法と、他の分野で上手くいく方法が、実は一緒なんだ!」ということが分かると
今までと違う視点で、世の中を見る事ができるようになります。
すると
いろんなところからビジネスのヒントが見えてくるようになります。
いろんなところに上手くいく方法が溢れているのが分かります。
そして、これらの事を見ていくと分かるのですが
上手くいくために、特別なことをする必要はないのです!

上手くいっている人は、ごくごく普通の事の中に上手くいくコツがある事を知っているのです。
そして、その「普通の事」を実践すれば上手くいく事を知っているのです。
つまり、「基本」さえ分かって、できるようになっていれば、特別な事をしなくっても上手くいくって事です。

さくらんぼの地元奈良が誇る柔道家で先日お亡くなりになられた古賀稔彦さん。
平成の三四郎と呼ばれた彼の著書「人は弱さを知り、強くなる」(PHP出版)の中で「基本」についてこのように書いています。
「私は兄によって、基本に忠実であることの大切さを体得したと思っている。
もし、甘い教え方をされていたら、私は妥協してラクをすることを覚え、多少は背負い投げが得意と言うだけの並の選手で終わったに違いない。
基本に忠実である事。
これは柔道だけではなく、生き方全般にも言える事ではないだろうか。
基本さえしっかりしていれば、応用はいくらでも利く。
すべてのスポーツがそうであると思うが、華やかなプレーの裏には、確かな基本が存在している。その基本には、血のにじむような日ごろの修練と精神力が必要とされる。なぜなら、基本の練習ほど単調で正確さを要求するものはないからである。基本とは、日常の練習の集大成、すべてなのである。つまり、その人間のもつ考え方、習慣がすべて現われるのが基本なのである。」
このような言葉は、古賀稔彦さんだけのものではありません。
競技に関わらず、一流のスポーツマンは、みんな「基本の大切さ」を言うのです。
(イチローは小学校3年生のときから素振りを1日も欠かしたことがないそうです)
それは一流のスポーツマンほど、基本の大切さを実感しているからなんですね。
基本なくして、応用や華やかなプレーは無いのです!
でも基本って、あまりにも当たり前の事すぎて、多くの人が見落とす事でもあるんですね。
それよりも、派手なプレーに目が行くんです。
多くの人が、上手くいくために「何か特別なノウハウ」を探しています。
そして、世の中で上手くいっている人の派手な部分に目が行き、そこを真似しようとします。
でも
すべては、ごく当たり前にみえる基本に含まれているんです。
だから、やっぱり、特別な事は必要ないんですね。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?