台湾 高雄の釣り堀でバラマンディを釣る

先日、台湾の高雄まで釣りに行ってきたので、備忘録とこれから台湾で調光する方の参考のために、noteに書いておきます。

今回行ったところ

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今回行った場所は、「永安百甲休閒漁場(地図はこっち→ 828高雄市永安區永達路7巷4之2號)」(一応、公式のFacebookページありますが、中国語全開です)という高雄の郊外にある釣り堀です。適当に日本語で、高雄の釣りについてググるとヒットするので、割と日本人には有名な場所なのかもしれません。また、後から知ったのですが、釣りよかでも紹介されていました。

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釣り堀の人には、英語が話せる人が一人だけいましたが、2日行ったうちの1日しかいませんでしたので、Google翻訳などを活用しましょう!ちなみに、初日に行った時は、なぜか「あなた達は路上強盗ですが?」という謎のGoogle翻訳を見せられて、焦りましたが釣りしたいです的なオーラを出せばOKです。まあ、タックル担いでるので、どう見ても釣り人だったと思うんですけどねw

Google翻訳ですけど、以下ご参考までに。

・一人につき500NTDかかります。このうち200NTDは清掃費)時間内は、釣り放題です!
・釣った魚を買い取ることができます(魚種と価格)
・釣券の払戻はできないです
・釣券は1日のみ有効です
・水深が深いところがあるので気をつけてね、12最以下は入れないけど、大人が一緒ならOKよ
・竿は一人あたり1本です
・虫エサは禁止です(水が汚れる、というか汚れてる)

釣り場への行き方

高雄の郊外に位置しているので、市内のエリアからだとタクシーで40分ほどで行けます。料金にすると片道で800-900NTDなので、片道4,000円程度かかる計算です。

ちなみに、Googleなどで探すと他にも色々と釣り場が出てきますが、閉場しているところもあったりするので、下調べしてから行くことをおすすめします。ちなみに、ここは営業中か、事前に確認の電話しても誰も出ませんでしたw


釣行に必要なモノ

どこの釣り堀でも同じですが、基本的には釣り堀から提供してもらえるものはありません。タモなんかは適当に貸してといえば借りられますが、無いものとして考えたほうが無難です。最低限、以下の装備は持っていったほうが無難です。

・ロッド(詳細は後述します)
・リール(詳細は後述します)
・ルアー(詳細は後述します)
・フィッシュグリップ
・タオル

釣り場が低いので、タモはいらないと思います。フィッシュグリップでそのままつかめばOKです。


システムについて

釣り場によって異なりますが、ここの釣り場は1日釣って一人500NTD(約2,000円)で、この代金の中に魚を持って帰れる権利が含まれます。現地の人はいいサイズが釣れると、スカリに入れてキープしてました。スカリは釣り場に備え付けてあるので、準備はいりませんがツーリストで持ち帰る人はいないと思いますので、基本はキャッチアンドリリースだと思います。


釣れる魚について

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これで、70cmオーバーくらいのバラマンディですが、引きはシーバスで言えば、プラス20cmくらいです。個体によっては体高がゴン太いので、めっちゃ引きます。釣ってて楽しいのは断然こっちで、エラ洗いもバンバンします。


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こちらは、グルーパー。ジモティーは、こっちが釣れるとキープしている人が多いです。レストランなんかでも、普通に出てくるので味は非常に美味しいです。これで、50cmちょいくらい。Facebookページでは1mくらいのゴライアスなサイズが釣れているようですが、アベレージは50-60cm程度になると思います。正直、こっちは好みにもよるのでしょうが、釣り味は退屈ですね。


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ジモティーが釣って、見せてくれた珍しいアルビノグルーパー。食べたくはないのでしょうね、池に蹴り戻されていましたw。ちなみに、バラマンディのアルビノは、その筋の人達には高価な値段で売り買いされているようなので、釣れればラッキーかもです。ちなみに特定外来生物なので、輸入時には大臣の許可とか必要です。ちなみに、どちらの魚もアルビノは100匹に1匹くらい釣れるそうです。(釣ってもリリースされてるので、同じ個体かも)


タックルについて

ロッドは、ぶっちゃけシーバスタックルで十分だと思います。今回持ち込んだタックルも普段シーバスで使っているものをそのまま流用しましたが、問題なく使えます。バラマンディのサイズによっては、少々危ういときもありますが、慎重にやれば十分に取れると思います。モバイルが基本になるので、選択肢は限られてくると思います。

リールは、3000番台でも十分イケます。不安なら4000番台でも良いかと思います。

ルアーは、バイブレーションほぼ一択です。プラグでも釣れないことはないですが、圧倒的に反応が良いのはバイブレーションで一択です。現地の人はワームを使っていましたが、打率は高く無さそうでした。当日は、メガバスのCUTVIBがアタリルアーで、ワンキャスト、ワンバイトくらいの打率でしたが、3匹目でラインブレークしてしまい池に奉納されてしまいました。ちなみに、レギュレーションでバーブレスを使うことになっていますので、カエシは事前に潰しておきましょう(ぶっちゃけ、釣り堀の人が確認とかありませんがマナーは守りましょう)

・Daiwa T.D.バイブレーション
・DUO REALIS VIBRATION
・Daiwa モアザン ソルトバイブ

上記あたりを持っていけば大丈夫かと思います。カラーはスーパーマッディ(ちょっと水臭い)です。当日は、クリア・イエロー系の反応良かったです。

ラインは、PE1号でも十分取れます。不安なら2号で行きましょう。リーダーは、太いに越したことはありせん。バラマンディの口は、ヤスリみたいになっているので、細いリーダーだとラインブレークします。思い切って60ポンドくらいのリーダーにして、一匹釣るごとに確認した方が安全です。太いと釣れないとか全然ありませんでした。


釣り場について

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Google マップですが、赤い屋根のところが受付と食堂、飲み物なんかもここで売られています。釣りのできるエリアは、時期で少々変動(イベントなどで)するようで、私が行った時は、3つの池で釣行が可能でした。ルアー専用の池も用意されています。エサ釣りは、虫エサは禁止で基本は泳がせ釣りです。ジモティーは、各々で小魚をどこかで調達して釣りをしています。釣り人が多いと餌の方の池では、ルアーをやるのは難しいかもしれません。どちらの池でも釣りをしましたが、釣れるサイズはそんなに違いはないと思います。

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エサ釣りエリアには、数箇所こういった机も用意されているので、のんびり泳がせ釣りを楽しむには良い環境です。写真はこぼれた炒飯を食べる後述する野良犬です。


飲食について

ここの釣り場には、食堂がついてますので、弁当や食材の調達は不要です。11時からオーダーできて価格もめっちゃ安いです。二人で腹いっぱい頼んでも300NTD(約1,200円)くらいです。飲み物もジュース類、ビール類、お茶など一通りそろってます。


服装について

南国だけあって日差しが強いです。1日釣りすれば、真っ黒に日焼けするので、日焼け止めとサングラスは持っていたほうが無難です。ちなみに、水質がスーパーマッティなので、偏光グラスは役に立ちません!


犬たくさんいます、ご注意を

釣り場周辺にとにかく犬がたくさんいます。釣り場の人に聞いたら、飼っているわけでもなく、住み着いている犬だそうです。死んだ魚を糧に生きている犬(まあ、それは野良犬フォルダーだろ)です。台湾は、狂犬病の根絶地域でしたが、数年前に野生動物への感染が確認されています。不要な接触はなるべく避けたほうが無難です。ちなみに、私は迂闊にも犬大好き人間なので、ペロペロされたので、帰国後にワクチン打ちに行きました。

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