あけましておめでとうございます

みなさんあけましておめでとうございます。今更感がありますが、まだ松の内なのでギリギリセーフ。
2020年はコロナでずいぶん沈んでしまった年になりましたが、昨年はいろんな方の支えあってコンサート活動もほぼほぼ普段通りにまで戻り以前と変わらずの忙しく充実した日々を過ごしました。2年ぶりに東京・岡山・浜松で「松本和将の世界音楽遺産」も開催できましたし、信頼できる仲間とともに室内楽をする機会もたくさんありました。やはりこうでないと。
また、コロナを機にレッスンにも本腰を入れるようになり、今までなかなかつながらなかった点と点がつながっていきそして広がっていき、花が少しずつ開いていくのを見るのは大きな喜びです。

我が家は年始は大勢の人を集めての新年会(去年と今年はさすがにできなかったですが)からの6日に次男の、そして8日に長女の誕生日があるので、それまでは大体家にいるようにしています。今年は新年会がなかったのでずいぶん時間がありました。それでも子供たちはずっと家にいるので自分のやりたいこと(読書とか、洗車とか、譜読みとか練習とか)をする時間なんて1ミリもありません。大体子供の世話や相手をしてるか家のことをしているか、もしくはカンマームジークアカデミーのことをやっているかのどれかでした。もともと事務作業は嫌いではないので楽しんでやっていましたが、しかしこれがこの時期でなかったらと考えるとちょっとします。というのも想定をはるかに超える60人もの方が応募してくださったからなのです。先生方との組み合わせも不可能なところまで来ていましたが、ピアノは鳥羽瀬宗一郎さん、チェロは江口心一さんに新しく入っていただくことでなんとか全員を受け入れることができました。これからまだ時間割を組むという一番恐ろしい作業が待っていますが、その先のセミナー自体は本当に楽しみです。

今年は「松本和将の世界音楽遺産」(11/17東京文化会館)ははじめてリストを取り上げます。若い頃これでもかと言う位取り上げていたこの作曲家に今の自分が向き合うと何が見えてくるのか、ゾクゾクしています。
また岡山フィルの定期演奏会では秋山和慶さんのタクトのもとラフマニノフの3番を弾かせて頂きます。2番は山ほど弾いたけれど3番はまだ数えるほどしか弾いたことがないので、気合いを入れて仕上げねば。
4月くらいには一昨年の「松本和将の世界音楽遺産」ライブ録音がCD発売されます。ラヴェル夜のガスパール、フランクプレリュード、コラール、フーガなどを収録しています。
他にもいろんなリサイタル、室内楽をする予定がたくさんあります。
「ベートーヴェン祭り」で自分の限界を見た気がしていてああいう無茶な全曲シリーズはもうやめようと思っていたところなのですが、またいろいろ弾きたい気持ちがムクムク出てきた。ブラームスをたくさん弾きたいなー。いやー、やめたほうがいいかなぁ、なんて葛藤しているところです。ジュリアス・カッチェンなんかはどうやって全部の曲をあんなクオリティまで仕上げたんだろう。

さて、あとは今年はもっと各種動画を頑張ってアップしようと思っています。思っただけにならないようにしなければ。コロナで3ヶ月ほどほぼどこにも行かず仕事もなく(たまの対面レッスンとオンラインレッスン以外には)閉じこもっていた時にほとんど手付かずだったYouTubeを充実させたり、ずっとやりたかったオンラインサロンを開設して出来る限りたくさんのコンサート動画やゲネプロ動画、解説動画、練習動画などをアップし始めたのですが、どうにも忙しいと更新がノロノロになってしまう。せっかくたくさんの人が見てくれるようになったのだから(オンラインサロンには入会してくれたのだから)、定期的に更新せねば。
リサイタル前にやってた毎週YouTubeチャレンジみたいに、もしくはもっと昔にやってたブログ毎日更新みたいに、「やります」って宣言しちゃえばいいんだろうなぁ。

なんかだんだん独り言みたいになってきた。そんなこんなで今年もみなさんよろしくお願い致します。基本人見知りというかシャイなので、どこかで見かけたら声かけて下さい。

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