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ガンガンいこうぜ! 廃校キャンプ in成田 ③

 みなさん、こんにちは。或いはこんばんは。
 なんと、もう8月ですね。廃校キャンプからもう1ヶ月が簡単に過ぎ、時間の流れが速く感じます...。

本日も、廃校キャンプの振り返りをしていこうと思います。
集合知というワークショップについて書きます。
4300文字を超えるnoteは、結構しんどいですね。。。
ゆっくりしていってください。

集合知

ギラギラな大人

 あなたはどんな大人になることを考えていますか。自分の中のキャリアを形成していく上で、いくつかターニングポイントとなる場面もあるでしょう。現在の大学生でしたら、就活・院試だと思いますし、現在働いている方は昇進であったり、結婚であったり。例を出せばキリがないくらい、人によって人生プランは異なると思います。
 しかし、全く自分の人生がどうなるかわからない。人生プランなんて考えてないというパターンもあるではないかと思います。というか、こっちの方が僕の周りには多いんじゃないかなと思います。
 前向きではない大人、ダルそうに働く大人、楽しめていない大人はなぜ生まれてしまうのでしょうか。そんな問題に向き合っている方を紹介したいと思います。

「人生を切り拓く大人と子どもの接点を創る。」 

 僕が前回・前々回から、自己紹介になぜ興味を持ったのかというと、うっちーの自己紹介を見たからです。特に、自分の過去の背景を伝えることで、聞いている人を引き込んでいくという話術や、アニメの名シーンやMbti診断などのトレンドを取り入れている工夫に感動しました。マジですごかったです。このくらいのクオリティで自己紹介してみたいですね。

 まず、「幸せとはなにか」という視点から始まります。例えば、以下の人達は「幸せ」だと思いますか?

・障害のある家族のために仕事を辞めた人。
・大手に勤務している人。
・コロナでCAになれなかった人。

 答えは「わからない」になります。理由は、大切なことは選択肢ではなく、その人自身がどう捉えているか、どうありたいかと思っているかわからないからです。むずぅ。

 彼の次の話には、人生の指針となるコンパスを作ることが大切と言っていました。人生は1本道からできているのではなく、無数の道から成り立っています。その中から自分が好きなものを選び、努力していくものでしょう。しかし、誰にでも努力をしていれば挫折することがあり、もうやめてしまいたいと思うことがあると思います。その逆境下で頑張り続けるためには、自分が定めた「コンパス」が必要であるということですね。
 子どもたちが、このコンパスを作ることのお手伝いをする・見守るのが、うっちーにとっての教育なんだと思います。
 そして、子どもたちがコンパスを見つけるためには、「憧れの大人」が複数人いる状態が良いと言っていました。憧れの存在が1人の状態だと、選択肢に引っ張られてしまいますが、複数人だとコンパスの材料が見つかるというわけなんですね。なるほどなあ、深い。


 さて、みなさんは「楽しい」は2種類あると知っていますか。

①消費する楽しさ
②充実する楽しさ

 この2種類です。消費する楽しさとは、アニメや漫画などの努力不要の楽しさを指します。今、僕がドはまりしているドラクエもその種に入りますね。(笑)充実する楽しさとは、スポーツや勉強などの努力が必要となってくる種を示します。
 うっちーも僕も充実する楽しさを子どもたちに知ってほしいと願っています。では、どうすれば充実する楽しさを知ってもらえるのでしょうか。ポイントは3つあります。それは、キツすぎないこと、ラクすぎないこと、食わず嫌いをしないことです。聞きながら、共感の嵐だったのですが、子どもたちのレベルに合わせて、目標や授業を設定することは、非常に大切なのだと再認識しました。自分の力がちょうどよく発揮できる負荷が良いんですね。
 挑戦するから自分が好きなものが見つかる。出来るようになる。そして、出来ることからやりたいことが見つかるというメカニクスな訳ですね。
だからこそ、子どもたちには正解ではなく、挑戦を促したい。挑戦をしてもらうためには、大人がギラギラ働いている姿を子どもたちに見てもらうこと。大人が挑戦する姿は、子どもが未来を選ぶためのメニュー表です。

 ここまで言語化出来ているのが本当に凄いです。僕もギラッギラで働いて、少しでも「教育っていいな!」と思ってもらえるように頑張ります。

しらいんち

なんとなく塾講師って人気がないというか、メジャーな職業ではない気がします。今回も廃校キャンプには塾講師目指している人なんていないだろうなってメンタルで参加したのですが、なんと驚き!塾講師いました!というか、塾長先生でした!歳もあまり離れてない塾講師。激レアすぎるなと思いながら話しかけてみると、境遇までそっくりだし、元野球部だし、なんか考え方とかも似てて、思わず分身かと思いました。笑

分身かと思ったなんて失礼をかましてますが、彼は本当に素晴らしい考え方を持っているなと思いました。彼の良さは、後天的なものではないなと直感的に感じました。生まれながらに持つ人柄の良さ、コミュニケーション能力などの才能。もちろん、努力で身につけたであろう話し方・考え方。どれもが20代の中ではトップレベルなのではないでしょうか。

特に僕が好きだったものは、彼の「価値」 についての考え方です。
価値って結構学ぶと面白いんですよね。工学部でも価値についてはよく学びます。感性工学やデザイン工学などの授業は、付加価値の話であり、人の「心地良さ」にアプローチする技術です。脱線はこの程度にしといて、

彼の言葉にはこのようなものがあります。
①価値=やりたいこと×需要×質
②価値は伝えるものではなくて、伝わるもの。

いやぁ、いい考え方だよね。塾はサービス業の中でも、少し稀な部類に入ると思います。

例えば、お店で買い物をします。もちろんこちら側もお礼を言うのですが、基本的には店員さん(お金を支払って貰った側)が「ありがとうございました。」と伝えるのがデフォルトだと思います。

しかし、塾は生徒及び保護者様(お金を支払った側)から「ありがとうございます!」と伝えられるのがデフォルトなのではないかと、僕は考えます。

僕が好きなのは、特に②の方です。共感の嵐です。僕はよく「〜は後から着いてくるもの」という言葉を発すると、よく話す人たちは気づいているのではないでしょうか。
行動したから、自信が着いてくる、結果が着いてくる、お金が着いてくる、目標を達成するなど。最初から目的のものを得ようという考え方はあまり好きではありません。もちろん、目標設定などは大事ですが、過程も重視すべきという考え方が好きです。
極例ですが、「この授業はいいんだよ!?価値があるよ!?」と伝えるところもありますよね....。

価値も同じだと思います。生徒はやるべき事をする。もちろん、先生もやるべき事をする。そこから結果が生まれてきたり、価値が生まれてきたりすると思います。まさに、価値は伝えるものではなく、伝わるものということですね。


彼とはまた会いたいです。熱意の部分や考え方の部分は結構話しましたが、僕がまだまだ経験不足な分、塾についての話はあまり出来ませんでした。授業の仕方やコーチングの面をもっと学ばせて貰って、ただの友達ではなく、刺激し合える仲間になれるように、僕自身もっと成長していきたいです。

また会おう!恵!!

※朝起きたら、通知に恵のインスタライブが毎日上がってる。継続力もやけど、朝に強すぎん?笑

自分にしかできないこと、あなたにしかできないこと

約3ヶ月前、僕の地元 田布施町が消滅可能性自治に追加されてしまいました。たくさん笑って、泣いて、時には恋をした地元が無くなってしまうのは、とてもとても残念なことでした。

大切な親友との思い出もあります。
結婚おめでとう!笑
末永くお幸せにね!!

名前が変わるだけで、確かに土地はあるかもしれません。しかし、僕は「田布施町」という名前に価値を感じているのかもしれません。このまま、消してしまっていいのだろうかと考えることが最近多いです。おそらく、この話を解決する為には、政治の世界に足を踏み込む事が絶対条件なのでしょう。知らんけど。ちょーーっとだけ、抗ってみたくなりました。この章で取り上げるのは、まちづくりについてです。


まちづくりについて、僕は全く知識がありません。そんな状態でまちづくりについて教えてよ!って言うのは、失礼極まりない行動だとは思うのですが、教えてくれた人がいます。つかっちゃんですね。彼は福井県地域おこし隊であり、若者のチャレンジを応援する活動をしています。僕より身長が高くて、巨漢なのですが、話してみると、めっちゃ優しくて、とても良い人でした。

まちづくりには、最初の2つのフェーズがあると彼は仰ってました。1つ目は足し算のフェーズ。2つ目はかけ算のフェーズです。

足し算のフェーズというのは、簡潔に言えば、街の人たちとの信頼度の形成です。そんな簡単なの?と思うかもしれませんが、想像して見てください。その辺に歩いてる人達と友達になってこいって結構難しいですよね。クリーンキャンペーン(草むしり)などに参加したり、スナックでカラオケを入れたりと、なかなかマニアックな行動が必要となります。
そこから仲良くなり、悩みを話す・聞くの関係になることが最も重要だと考えられています。

2つ目のかけ算のフェーズは、その悩みを解消する為に企業と企業。または人と人を繋ぐということです。うん、難しすぎるね。どうやるん?笑
これって何方面に繋がりを作らないといけないの?笑
まちおこし隊あっぱれ。すごい。

とまあ、足し算のフェーズを欠ければ、
「余計なお世話やねん!」
となりますし、かけ算のフェーズを欠ければ、僕はただのお客さんになります。

とりあえず、僕が今やるべきことは「山口県の中で、友達をたくさん作る!」に結論づきました。それこそ、色々頑張っていれば自然と周りに人は増えていくのではないかと思います。

廃校キャンプは、街の人との関わり方を考えている人が多かったです。この繋がりを大切にして、もっと知識的にも成長していけたらいいなと思います。

塾を通じて、まちづくりできないかな?


まとめ

集団知というインプットの時間。とても有意義な時間になったと思います。基本的にはディスカッションでしたが、他の人の経験から学ぶというのも、廃校キャンプの良さなのだと思います。
いつか僕も色んな経験を話せるような人になりたいな。頭で考える前に、まずは行動をしていきたい。ガンガンいこうぜ!!ですね。

これで廃校キャンプのnoteはおしまいです。
僕がこれから何になるのか。キャンプからどうなったかは、次会ったときにでも話しましょう。楽しみですね。

それでは。

13年という年月を経て
「最後まで諦めなければ夢は叶う」
ということを沢山の方々に伝えられた。

ソフトボール日本代表
上野由岐子

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