ほぼ絶対美味しいパエリア
パエリアが好きです。自宅でよく作ります。基本、バーミキュラのフライパンに付属してきたレシピで作ります。いつも美味しくできます。昨晩も、超絶美味しくできました。ので(何事にも絶対はないので、絶対とは断言しないものの)ほぼ絶対美味しいと言えます。
今日は、その「つくレポ」です。材料リストや分量は載せてないので、「作ってみたい」という方にはあまり向いていない記事です。雰囲気だけお楽しみください。
出汁を取る
まず、アルゼンチン赤エビ(余談ですが、フグのカットウ釣りに使うのもこのエビです^^;)を6、7匹用意し、頭とからだを分けます。で、頭をオーブントースターで10分強焼きます。汁がでてくるので、ちゃんとアルミフォイルをしかないと大変なことになります。
レシピにはただ「焼く」としか書いてないのですが、実は、「しっかり焼く」のが良いです。
5、6分焼いたらひっくり返し、裏面もカラっとさせます。焼くのはエビの生臭さを消すためと思います。
で、焼けたら煮出して出汁を取ります。中火で3分くらい。沸騰したらアクをすくいます。
さらに、砂抜きしておいたアサリを入れます。レシピだとムール貝になっているのですが、ま、細かいことは気にしない。
アサリは口を開けたらすぐに取り出します。具材として食べるので、全部の旨味を出汁にだしつくしてほしくはないです。
濾します。リードクッキングペーパー最高。
きっちり330mlになるように水を足し、塩とサフランを投入します。サフラン高いな、もしかして金よりも高いんじゃないの?と思って調べてみましたが、サフランは1200円/g程度。金はその10倍以上でした^^; 失礼しました。
ただ、食品の中では、最高のブランド牛(もちろん、上はきりがないのでしょうが)よりもグラム単価は圧倒的に高い食材ではあります。
これで、出汁を取るのは完成です。
あとは炒め合わせるだけ
と、ここまではまあまあ手間がかかりましたが、あとは、フライパンに、鶏肉(パプリカパウダー、すりおろしにんにく、塩を入れて揉み、1時間程度寝かしたもの)を投入して炒め、色が変わったら玉ねぎとベーコン(本当は、レシピには生ハムとあるのですが、出汁がでればなんでも良いと思うので、昨晩はベーコンにしました。問題なかったです)を投入します。
するとこんな感じに。
玉ねぎが透明になったら、(洗ってない)お米、(先ほど作っておいた)だし汁、トマトペーストを投入し、均等になるまで混ぜて、蓋をします。10分、弱火で加熱したら、蓋を取り、あらかじめ炒めておいた、イカとアルゼンチン赤エビ(のからだ部分)、出汁をとったときに使ったアサリを戻し入れ、もう一度蓋をして蒸らします。
10分蒸らしたら、最後に30秒だけ中強火で加熱し、おこげ部分を作ります。(ま、お好み、、、かと)
最後に、本当はイタリアンパセリを飾るレシピなんですが、買い忘れたので、くし切りレモンを飾って完成
完成形
完成形はこんな感じです。
出汁が効果的に効いてて、お米に染み込んでおり、お米だけ食べても美味しいです。具材も、エビ、イカ、アサリだけだと、ちょっと魚介オンリーで変化が欲しくなりそうですが、そこをそっと鶏肉がサポートしています。
鶏肉にはあらかじめパプリカパウダーとにんにくで下味つけていますので、魚介に負けず、食べながらお口直し(change of pace)ができて、たくさん食べても飽きません。
レモンは必須。最初1/3くらいはレモンなしで、残りをレモン掛けて食べるのが黄金比かと思います。
Buen provecho!
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