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友達の結婚式での話

2021年9月4日。

大切な友達の結婚式のめちゃくちゃ重要な

《ウェディングケーキを作る》

という仕事を任された。

7月。「ウェディングケーキ作ってくれん?」

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この話をもらって、イメージ画像を共有して、制作開始

マジパンはさすがに作る技術がないのでプロに依頼。

何度か試作をして、構想を練って、

「変更等は全て任せる」

との信頼(脅迫)をもらっての本番。

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自分自信でもかなりの出来だと思う。

ベースはイメージ画像通り。

このシーンはプロポーズを受けた思い出の瞬間らしい。

もっと詳しく聞くと

・カップルの聖地と言われている植物園でのプロポーズ
・当日、なんかいろいろやったらしい。(企画)
・バラでのプロポーズ。

………

……………よし、この思い出をケーキに散りばめよう。

・植物園でのプロポーズ

→エディブルフラワー(食べられる花)を使って植物園を再現。

・なんかいろいろやったらしい

→そのうちのひとつに「相手の好きな物を買ってくる」でレモンを買ってきたエピソード。ケーキには普通使わないレモンを飾りに使用。(りんごと合わせることで褐変防止効果もあり。)

・バラでのプロポーズ

→オレンジで作ったバラの花の飾り。ケーキには4箇所セット。バラ4本の花言葉は

【死ぬまで気持ちは変わりません】

新婦と話しながらケーキを作っていく上で「薔薇の花言葉へのアンサーも薔薇で返せたらいいよな」という小話の中で要素として入れてみました。

それを踏まえてもう一度。

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紹介で「この人の料理には背景がある。」

って言ってもらえたのがすごく嬉しかった。

伝わっててよかった。最高の仕事ができてよかった。

友達の最高の結婚式に携わらせてくれてありがとう。


〜〜〜ここからは個人的な感想〜〜〜

今回新婦である奈々に「結婚式来てくれん?」

って誘われて、特に深く考えず、行きたいから

「参加させて!」と言って参加が決定。この間数秒。

その後詳しい話を聞いていると世界一周で出会った旅の仲間や日本一周、シェアハウスのメンバーが参加者らしい。

…あれ、これ俺ぼっちじゃね?

コミュ力には問題ないとは思っているけどそれは1体1の時の話。多対1でコミュニティができてる中に飛び込んでいくのは想像以上に怖かった。

それでも「せっかく来たのにここで誰とも話せずに帰るのは絶対に後悔する!」と直感が言ってたので勇気を出して大阪シェアハウスメンバーのコミュニティに飛び込んでみた…!。

「変な目で見られないかな。」「会話が続かなかったらどうしよう」いろいろ考えたけど杞憂だった。

「ざっきー!ざっきーっていうのか!」

「パティシエ!すごいなぁ!!」

「1人なん?ここにおりぃや!」

「(引き出物の)鞄ある?俺が持つで!」

めちゃくちゃいい人じゃん…(´;ω;`)

ここで緊張の糸が1つ切れたのを覚えてる。


奈々に「世界一周とか日本一周ってどういう人が向いてるの?」っていうことを聞いたことがある。返ってきた答えが

「変人」


その時はそこまで意識せずに聞いてたけどこういうことか。もちろんいい意味で。

全員漏れなく自分を持っていて、来る者拒まずの温かい人。助け合うっていう意味を人よりちょっとだけ深く理解している人。そんな気がした

その後もいろんな人と話して、刺激をめちゃくちゃもらって、本当はもっともっと話したかったけど時間がなかった。

19歳でシェアハウスを経営している人、栃木のスケボー集団、プロカメラマン、温泉特化の旅人、西日本を餃子を作って回ったひと、シェアハウス4件25人のお父さん、10歳(くらい?)で世界一周に行った女の子、「よく燃えるやーつ」とかキャンプ用品を教えてくれた人。自分で服を作って着こなしているお姉さん、声が似すぎな人、日本3周した猛者。上げだしたらキリがない。そしてぶっちゃけ名前全員覚えれてない(すみません…(/. .\))

「コミュニティが広がるかなー」って思って参加したら予想の30倍くらい密に広がった。

心の距離が近くなるってこういうことなんだなって思った。

いろんな意味で思い出に残った日。忘れたくないからここに記します

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