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AWS Summit Online 2021 基調講演 DeNA 南場さん登壇の答え合わせ(エンジニアのアンサーソング)
先日行われた AWS Summit 基調講演で南場さん登壇内容に大変感銘を受けたわけですが、
本日(6/16)行われた DeNA インフラエンジニア / SRE MEET UP の中で、南場さんの発言の一部に対する答え合わせ的なセッションがあったので、ここに記録します。
「スポットインスタンスを使うっていうのは他の会社さんでも行ってらっしゃるかもしれないんですけど、当社の場合はもうえぐいほどそれを徹底したということなんです」
基調講演で南場さんはAWSへのマイグレーションにあたり、QCD の評価をしてました。その中でコスト(C)に関してはオンプレの方がまだまだ優位だった、しかしそれを技術と工夫でさらにコストを削減できたと話してます。
さらっとこんな発言してました。
「もちろんオンデマンド注文が入ると2分前の告知で落ちてしまうわけなんですが、まあそれだから安いわけなんですけれども2分あれば対応できるよというですね。我々の技術陣というかエンジニアのオンプレ時代から培ってきた高い技術力・対応力というのと相まってそれが実現できたということです。」
2分!さて、本当どうやって?その回答の一旦を今日のイベントで聞けました。
スポットプール分散、インスタンスファミリー統一、独自オートスケール、1インスタンス内に複数のMySQLインスタンスなどなど。ある意味で血のにじむような努力。しかしオンプレ時代から積み重ねたノウハウがあるからこそ、余裕なのかなとも思える説明でした。
その後の質疑でも MHA for MySQL 採用について、Aurora のフェールオーバー時間との比較などの話があり、非常に実験(検証)に基づく結果とその選択をしていることがわかる内容でした。
自分も質問しました。(以前 Google Cloud のイベントでも南場さんが登壇していた背景もあり)
Q「どのような基準でどのクラウドを選択するのでしょうか?何か標準的なルールみたいなものがあるのでしょうか?」
— Kazutaka Goto ☁ 後藤和貴 (@kaz_goto) June 16, 2021
A「データストアで選ぶのがよいのではないか?Spanner(の要件)使いたければ Google Cloud だし、MySQLベースでいいなら Aurora とか。」
#DeNA_SRE
おまけ
1番目のアジェンダとして CTO の小林さんとなってましたが、予定が遅れてしまい後回しになり、最後に出演となりました。なんと、内閣府での会議に参加してからの流れだったらしく、珍しくスーツの出で立ち。
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