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【女性限定】「好きにさせたいだけ」の距離について

こんにちは、風の旅人です。恋愛アドバイザーをしています。

さて私が受ける相談ではよくあるパターンがあるます。その中の一つが、とてもいい感じに話ができたりlineが続くのに、いざデートの話になると曖昧な答えになったり、具体的に日にちが決まらない、というような内容のものです。これは「5つの距離」でいうところの「好きになって欲しい。でも体の関係を持ちたくない。」距離に関係しています(「5つの距離」については、 【女性限定】恋愛にとって最も大切な事 を参照してください)。今回はこの「好きにさせたいだけ」の距離について解説しましょう。

先日次のようなツイートをしました。

このメリット、デメリットそれぞれ2つずつについて詳しく見てみましょう。
(5つの距離、「好きにさせたいだけ」距離はぐっどうぃる博士の発案です)

メリット1:一緒にいて癒される、楽しい

まず単に好感を持たれている状態から、付き合いたいと思わせるためには、相手の男性に一緒にいて居心地がいい、と思われなければいけません。居心地が良くなければ話も弾まないでしょうし、長い時間一緒にいる意味も感じられません。ちょっと話しかけれ、話が弾んでおしまい、ということが続きます。

それにはまず笑顔が重要です。男性が女性の何に癒しを感じるかのNo1が笑顔です。そのためにもあなた自身が相手の男性と一緒にいる時間を楽しむ必要があります。また男性が女性と一緒にいて楽しいと感じるのは、自分と同じ趣味や関心事を持ち、それについて話をし経験を共にしているときです。

この2点のために必要なことは何か、というと、それは相手の男性を良く知ることです。彼が日頃何に関心を持ち、興味を持っているか、どうすれば喜ぶのか、それを十分にリサーチする必要があります。そのうえであなたも彼と同じぐらい彼の関心事に興味を持ちましょう。

彼の話を興味津々聞くことができ、納得し、関心する、そのようなやり取りが多くなれば、彼はあなたと一緒にいることが楽しく、ずっと一緒にいたいと思うようになるでしょう。

メリット2:好みの女性と関係が持てる

これは女性としての魅力、性的魅力に関係します。相手の男性があなたに女性としての魅力を感じ体の関係を持ちたい、と思わせなければ、二人の関係が進展することは難しくなります。そのためには、まず彼の女性の好みを知ることです。どういう顔立ちの女性が好きなのか、美人タイプか、かわいいタイプか、好きな髪形、体形など外見に関しては聞き出しましょう。それが難しければ、お気に入りの女優やアイドル歌手などを聞くのもいいでしょう。

また、性格的な面についてもリサーチしましょう。おとなしいタイプが好きなのか、それとも活動的な女性か、お嬢様タイプか、オタクっぽい女性なのか、服装に関しても、清楚系、アーティスト系、など色々あります。情報は多ければ多いほどいいでしょう。それらの情報をもとに、なるべく自分のいいところを生かしつつ、近づけられるところは彼の好みに近づけます。

メイクを工夫したり、ダイエットや運動をしたり、ファッションについて研究するのもいいでしょう。この場合も彼のことをなるべく広く深く知る必要があります。

デメリット1:時間、お金などのリソースがかかる

男性は好意を持っている女性を良く観察しています。様々な角度から情報を集め、「この女性はお金がかかりそうだ」とか「時間をかなり奪われそうだ」という判断を下します。

例えば、高価なブランド品を持っていたり、値段のかかる高級レストランの話をしたり、優雅な旅行の経験などは、話自体は楽しいのですが、お金がかかりそうだ、という判断を下されるという点からはマイナスになります。もし男性が同じような価値観を持っていれば、メリット1のおかげでマイナスは相殺されるでしょうが、それでも気を付けなければいけません。

時間を奪われそうだ、と感じさせることも大きなマイナスになります。付き合っているんだったら毎日連絡するのは当たり前だ、とか、週1で会わなければ付き合っている意味がない、など自分が当たり前に思っている恋愛観を男性の前でいうことは控えた方が無難です。特に何人かの男女が一緒になって恋愛の話をするときはつい本音で話しがちなので、気をつけましょう。

デメリット2:他の女性との付き合いに制限が出る

男性の多くは束縛を嫌います。これは、浮気をしたい、という気持ちとは全く別物です。この世の中の約半分は女性ですので、他の女性と関りをもつのは当たり前のことです。それに制限がかかることに男性は大きなストレスを感じます。

もともと男性は下心がなくとも女性に好かれたいという気持ちがありますから、色々な女性と仲良くなりたいのは自然な気持ちなのです。これもデメリット1と同様、自分の正直な恋愛観をなるべく男性の前でいうのはやめた方がいいです。

あなたが「好きでいさせたいだけ」の距離にいるときは、できるだけ他の女性に対し対抗心を持ったり嫉妬したりしないようにしましょう。それだけで、他の女性よりかなり有利にたてることでしょう。

それぞれメリット、デメリットを見ていると一つの法則が見えてきます。それは、

なるべく男性の興味・関心事、好みの女性のタイプ、などを知る
自分の恋愛観については多くを語らない

ということです。まずは相手を知ること、そしてそれに合わせられるところは合わせる、ということが重要になります。

告白・好きばれは厳禁

男性が「好きにさせたいだけ」の距離にいる女性に求めていることは、その名の通り自分を好きになってほしいです。ですから、視線を合わせたり、あなたを楽しませたり、メールをしてきたり、いわゆる「思わせぶり」な行動をします。これを「彼はきっと私のことを好きに違いない」と勘違いする女性はとても多いです。

「好き」という点からすると間違ってはいないのですが、それは女性の考える「付き合ってもいい」ほど好きとは全く異なるものなのです。行動も微妙に異なります。例えばメールや電話はたいてい夜中だったり、なかなかデートに誘わなかったり、誘ってきても前日か当日の急な誘いだったりします。

勘違いのあまり告白したり、好きばれするケースもあるでしょうが、それは避けましょう。なぜならば文字通り「好きにさせたい」という目的が達成されるからです。目的が達成された途端、彼はあなたに何もしなくなるでしょう。むしろ距離をとる=避ける方向に向かうかもしれません。そうなると二人の関係が進展することが難しくなります。

告白や好きばれは決してしないようにしましょう。


それでは「好きにさせたいだけ」の距離に関係する相談についてみてみましょう。


実例1:女性17歳、男性 社会人

私はTwitterで出会った人を好きになりました。私は高校三年生、彼は社会人です。
同じバンドが好きで、お互いその一週間後にそのバンドのライブに行く事が決まってた為、会おうね!と言っていました。

(中略)

そして当日、ちゃんと会えたし、その夜ご飯にも行きました。(2人きりでは無いですが)
しかしその後の連絡が全く。私はバイトが決まったら教えてね、と言われたのを思い出し、LINEしたのですが、返ってくるけど返信はかなり遅いです、しかしTwitterはログインしてるし、他の女の子と話していたり…と、やっぱり顔で幻滅されたかな、って思います。

(後略)

趣味が同じで話も合うのでしょうが、この相談文を見る限り「女性としての魅力」を彼に感じさせることができていない、ということです。他にも「好きにさせたい」距離の女性はたくさんいそうですし、この関係を進展させるのは難しいかもしれません。ですが、こういう経験から見た目を磨く努力をすることがいかに大事か学ぶことができるはずです。

彼と連絡できる機会があるならば、できるだけ彼の女性のタイプを聞いて、それに近づくような努力をするのがいいでしょう。その努力が功をなせば、また会える機会があったときに大きなインパクトにつながります。


このケースでは「他の女性と話をしているのに私の連絡は無視する」と言った不満を彼にぶつけるのだけは絶対してはいけません。


実例2:女性30歳、男性 不明

職場の男性が付き合ってないのに独占欲剥き出しにしてきます。他の男性と話していると邪魔してきたり露骨にイライラしたりします。
その割に彼からの直接的なアプローチはありません。好意は感じます。
わたしも好意があり、それなりにアプローチしています。そこまでするなら関係を進展させるよう彼からもっとプッシュしてほしいところなのですが、とくにお誘いはありません。
この男性は何を考えているんでしょうか?

まさに「好きにさせたいだけ」の距離の典型的な例です。「好きにさせたいだけ」であっても「自分を好きになってほしい」ので当然他の男性をライバル視、焼きもちをやいたりします。ですが、それ以上のアプローチはしないのです。なぜならば、付き合うだけのメリットを感じていないからです。

このような男性の行為は極めて自然なものなのですが、男性心理を知らない女性からすると魔訶不識に映るようです。あなたに心当たりはありませんか?


実例3:女性20歳、男性21歳

私には高校生のころから3年間ずっと片思いをしていた年上の方がいました。しゃべる機会は多くはなかったですがかっこよくて優しくて真面目な人柄に惹かれていました

(中略)

彼が言っていた繁忙期が終わった頃にこちらからまた連絡をしました。なんと彼には彼女がいました。「彼女がいるから」と断られ私の片思いは終わりました。次に会うまでに彼の趣味を少し予習したり、今まで以上に自分磨きをしたりと沢山準備をしていました。それに関しては損することではないので問題はないのですが正直彼女がいるなら一回目の食事と水族館の段階で話して欲しかったということが私の本音です

(中略)

最後に彼女がいるので「好き」とは伝えず「ずっと気になっていました!ありがとうございました」という私のメッセージも結局既読無視され終わりました。少し逃げられてしまった感じ悔しいというか…なんというか…このモヤモヤはどうすれば解決しますか??

このケースはとても気の毒な例です。相手の男性に彼女がいたということで、残念ながらあきらめる決心をしています。その決断は正しかったと思います。この例から学ぶべきことは、男性は彼女=「付き合いたい距離」そして実際付き合っている女性がいるにも関わらず、「好きでいさせたい」距離の女性を求める、という事実です。もし相談の女性がずっと気になっていました!」というメッセージを送らなければ、この男性は相談の女性をずっと「好きでいさせたい」距離にとどめ、連絡をとり、食事を続ける関係を続けていたかもしれません。

男性は同時に何人もの女性を「好き」でいることが可能な生き物です。そしてそれらの女性を、4つの好きの距離に振り分けています。このショッキングが事実についてはまた後で詳述することにします。

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