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日本の古層

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日本文化、日本の歴史、日本神話などの底辺に流れるコスモロジーについて
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2023年12月の記事一覧

神話の境界

『始原のコスモロジー』が到着して、わりと早い段階で写真についての感想をいただいていたが、…

佐伯剛
6か月前
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勘の働きと人工知能

ピンホールカメラというのは、単なる木箱に針穴が空いているだけで、その針穴から差し込んだ光…

佐伯剛
6か月前

コスモロジーを置き換える時

 寒さのピークはこれからかもしれませんが、冬至という折り返し点を越え、今日から少しずつ日…

佐伯剛
6か月前

天命を全うすること

 戦後写真界の巨匠で、現在も現役バリバリで、尊敬というより畏怖すべき存在である写真家から…

佐伯剛
6か月前

ものづくりや表現の羅針盤。

自分が作ったものに対する人の評価というのは、気にならないというと嘘になる。  でも、その…

佐伯剛
6か月前
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シンギュラリティ(技術的特異点)と、古代のコスモロジー

昨日と今日は、今年13回目、今年最後のワークショップ セミナー。  ちょうど一昨日、古代のコ…

佐伯剛
6か月前
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つながる縁の力に支えられて。

鬼海弘雄さんに背中を押されなければ、私は、日本の古層の書籍化を考えなかったけれど、鈴鹿芳康さんとの出会いがなかったら、私はピンホール写真を始めていなかった。  不思議なことに、鈴鹿さんとは、テレパシーのようなものを感じることが多い。  先ほども、鈴鹿さんに、新しい本の報告のためにメッセージを送ろうと思ったら、鈴鹿さんから「本を購入したい」と電話があった。今朝のフェイスブックの記事を見てくれたらしい。  本の購入というのは、利益の問題とは別に、購入の意思じたいが嬉しいもので、な

畏れの中に含まれた敬意や憧憬

 神社や祭祀場などの聖域が、その場所に在る理由は、現場に行かなければわからない。  ひっ…

佐伯剛
6か月前

聖域の求心力

文化人類学における誠実な研究者は、異文化世界を理解するために、外から客観的に分析するのは…

佐伯剛
6か月前
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誌面を通じた旅体験

私が、風の旅人を作っていた時、潜在意識に働きかけるビジュアルをリード役とし、その後に言葉…

佐伯剛
6か月前
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日本の大地と聖域について

日本は山国であることを誰でも知っているし、東京23区に住んでいる人以外は、日々、それを実感…

佐伯剛
6か月前
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現代人が見失っている「視る能力」について。

 中世の人に比べて現代人は、聴覚より視覚に意識が偏っているという話を聞いたことがある。 …

佐伯剛
6か月前

始原のコスモロジー

   始原のコスモロジー 日本の古層Vol.4の納品日が決まりました。 12月15日(金)です。 …

佐伯剛
7か月前