DIYで防音室を作ってみた(6.壁組立)

いよいよ組立作業開始です。

外側のパネルに使う材料に関しては、全てホームセンターで事前に切ってもらいました。

※ ホームセンターでも、切ってもらう人の練度や工作機械の種類によって微妙に寸法の追い方が違ったりするので、材料の切断加工をお願いする場合はできる限り同じ店で一度に全部お願いするようにしたほうが良いかもしれません。

(パネルジョイント作業)

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最初は、パネルのジョイントに↑のシンプソンという金具を使おうと思ったのですが、いくらハンマーで強く叩いてもOSB合板にはうまく刺さらず、いよいよパネル破損の恐れが出てきたので、この金具の使用は断念しました。
スギ材やパイン材など柔らかい木材同士の接合でないと、この金具の使用は難しいのかもしれません。

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結局、帯状にカットした5.5mmベニヤ板を繋ぎ目にあててビスにて固定。結局これが一番シンプルで簡単でした。

(内装)

パネル内側は、全面に遮音シートをボンドで貼り、縦方向に取り付ける柱と干渉する場所のスペースを避けて、遮音シートの面にニードルフェルトをボンド付け。

※ 遮音シートおよびニードルフェルトを貼り付けたところを写した写真を必死に探したのですが、どうやら作業に夢中で撮り忘れてしまったようです。どうしても見つかりませんでした!申し訳ありません。

その上からジョイントマットを固定するんですが、ジョイントマットの材質であるEVA樹脂はボンド全般と相性が悪く、ニードルフェルトとはボンド接着できませんでした。

その為、ジョイントマットは、ボンド貼りしたニードルフェルトと遮音シートを貫通させて板材へ向けて直接ビス固定としました。

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ビスのみだとマットがズボッと抜けてしまうので、トタン固定用の丸座金を使用。
この内装構造は壁だけでなく天井も床も全て同様としました。

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ここで、使用するネジの種類に注意が必要です。

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相手方がOSB合板なので、ここでは本来であればコーススレッドやパネルビスを使用すべきですが、ネジの表面がザラザラしているので布やフェルトの上から刺すと繊維を巻き込んで生地を痛める恐れがあります。
そのため、ここでは表面が滑らかな軽天ビスを採用しました。

また、「EVAジョイントマットの接着には良いボンドが無い」と先に述べましたが、じつは100均のグルーガンがすごく相性が良いということを発見したのは、この後しばらく経ってからでした。

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