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【工場で働く"小さな おじぃさん"】

夫の家具工場で起きた「本当にあった不思議な話」。

↑昨日の話には、後日談があります。

工場に出現した「小さな おじぃさん」は、あの話の「7年後」にも存在を確認されました。

以下、過去の自分のブログからの転載です。
尚、聞き取ったそのままを書いているので、広島弁で話は進んでおります。

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2012年9月14日 記述
【工場で働く"小さな おじぃさん"】

昨夜のこと。夫が報告をしてくれました。

「そういえば、箱から出てくるおじぃさんの話があったじゃん。そのおじぃさん、今も居るらしいんよ!」

「えー!見たん?」

「いや、僕じゃなくて。Mくんと、Yくんが」

・・なんじゃ。また夫が見たわけじゃないんか、
とちょっとガッカリ。

夫は霊感はあるけど、小人を見たことがないのです。
本人もずっと「見たい!」と熱望はしているのですが、
小人との波長が合わないんでしょうね~。

そして、その話はこうでした。

昨日、職場での休憩室でのこと。
(夫の職場は、家具工場で各部門に別れています)

塗装部門の若手のMくんとYくんの会話が耳に飛び込んできたそうです。

M「えー!Yさんも見たんですか!僕もなんですよ!」
Y「まぢで?!じゃぁ、ほんまに居るんじゃ!あの、おじぃさん!」
夫「なんのこと?」
M&Y「実は、、、あーでこーで、こーゆう人が・・」
夫「あぁ、それって。ヨーダみたいな小さいおじぃさん?」
M&Y「ぎゃー!そうですよ!それですよ!やば!鳥肌立ってきた!」

おじぃさんが、こんなヨーダかどうかは分からないけど。

と、M&Yくんは、自分の体験が妄想でも錯覚でもない、
確かな体験であることを、確信したそうです。

それは、それぞれに違う日ではあるのですが、
残業をしていた、21時以降に起ったそうです。

まずは、Mくんのお話。
Mくんの担当は、板の研磨。
板を研磨していると、小さな粉が床いっぱいに積ります。
黙々と、一人で作業を続けるMくん。
作業をしていると、ふと、横に人の気配を感じて、目をやると・・。

小さなおじぃさんが(身長30センチ~50センチ)、
自分の身の丈に合った竹ぼうきで、
粉を掃いて集めていたそうです!

驚愕の中、見守るMくん。
声を出そうにも金縛り状態になっており、どうにもできなかったらしい。

ある程度、掃き集めると、てこてこと部屋を後にしたそうです。
おじぃさんが去った後も、集められた粉はそのままだったそうです。

次に、Yくんのお話。
Yくんの担当は、板の塗り。
シンナーを扱うので、一人で作業をするそうです。
やはり、とある残業の夜。一人で黙々と塗りを続けていると・・。

部屋のドア(引き戸)をヨイショ!と開けて、誰か入ってきたそうな!
しかも、小さな塗料の缶を持って!
そして入ってきたのは、小さなおじぃさん!

ヨイショ、ヨイショ、ヨイショ!
Yくんの目の前に、缶を置くと、てこてこと部屋を出て、
ちゃんとドアを閉めて去ったそうです。

驚きのためか、精霊のチカラのせいなのか、
Yくんも、金縛り状態で動けなかったらしいです。

M&Y「・・ってことがあったんですよ!
やっぱ、僕ら、ほんまに見たんですね!」

・・ということで。
夫の工場には、確かに「小さな、おじぃさんが」「働いて」いるらしい。

・・・で、結局。。その、おじぃさんは・・
幽霊なんだろうか。
妖怪なんだろうか。
工場の妖精なんだろうか・・。
そこんとこは、やっぱり解決しとらんじゃんか・・・。

分かる人がいたら、教えてください(笑)

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さて、上の話から12年が経過しました。
その後は、おじぃさんの目撃情報を耳にすることもないまま、夫の家具工場はリノベーションされました。
その時に、おじぃさんが出現した部屋も無くなってしまいました。

夫の家具工場が竣工したのは1945年。
工場が建つまでは何もない山の裾野だったそうです。

もしかすると、森の精霊のポータルがある場所に建てたのかもしれないですね。

夫の家具工場は木の素材を生かした「ぬくもりのある家具」を作ることをコンセプトにしています。
それで、精霊がちょいちょい手伝いに来てくれてたのかもしれないなぁ、と思います。

にしても「若者限定でしか見えない精霊」って!(笑)
不思議すぎる〜。

わたしも会ってみたい。
小人に会うのって、子どもの頃からの夢なんですよね。
でも、ヨーダに似たおじぃさんか。。
もし会ったら、やっぱりビビっちゃうんだろうか。


その他の「本当にあった不思議な話」は、またの機会に💐

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風の谷ReLien
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