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見ると欲しくなるなら、見なければOK

最近、自制心の研究ということをしていました。

というのも、どうも自制心というものがその人の人生が成功するかどうかを決めているようだ、ということを知ったからです。

少し前にもちらっと書きましたが、お金を使わずに生きるのも自制心、自分の立てた目標を成功させるのも自制心の持ち方のようです。

自制心というテーマを見ていく時に必ず出てくるのが「マシュマロ実験」という実験です。マシュマロを食べずに我慢出来た子供たちと、我慢出来なかった子どもたちとは何が違うのか。

マシュマロを食べずに我慢できた子供達の行動というのは、私たち大人にとってもとても教訓に満ちたものです。

マシュマロを食べずに我慢できた子たちの行動

別に子どもたちが意思が強かったとか、そういうのではないようです。

・視界から遠ざける
・テーブルを遠ざける

と、対処のマシュマロと距離を取ったということだけでした。「だけ」といっても、それが一番のかなめでもあります。

欲しくなるのは視界に入るから

とても単純な話ですが、人の欲望のスイッチというのは「見ると発動する」ということ。子どもたちが本能的にマシュマロと距離を取り、最終的に利益を手に入れたのは、本当にすごいなと思います。

我慢するためには、対象と距離を取る

とすれば、私たち大人の生活でもお金を減らさず暮らしたいなら「見ない」ように暮らせばいいだけだということです。

見ない心がけがお金を残す

見ると欲しくなるというのは本当のようです。なので、普通に見なければよく、物を増やしてしまう生活も「ただ見なければいいだけ」とも言えそうです。

スッキリした部屋にいると、色々な邪念がわきにくくなるというのもただ単に「見えないようになっている」だけでしょうし、売り場にいくと欲しくなるのは「見えているだけ」だからです。

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ミニマムライフにまつわるエッセイを集めたマガジンです。 2020年〜2021年にnoteの定額マガジンで更新していた読者専用の記事からピッ…

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