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ミニマリストの私が得たお金を使わず生きるためのコツ(人間関係編)

お金を使わずに暮らそうと思った時、自分へのお金は削りたくないが、誰かへのお金は絶対に削りたい、という人もいると思います。

ですが、私はこれまでそれだけはあまりやっておらず、過ごしてきました。

自分へのお金は削るが、
誰かへのお金の流れは止めない

これは割と良いコンセプトな気がしており「使わない!」とだけすると、こうした部分は簡単に削ることはできます。

でも、人間関係の手数や「与える」ということは、割と人生や人格を左右するのです。

というので、私がミニマリストな暮らしで得た「人間関係とお金」について書いてみたいと思います。

ギブして良いところ、止めた方がいいところ

「お金を使わない」と決めたらば、交際費のさじ加減について、一番頭を悩ませる人も多いかもしれません。

私も人間関係の類は自動的に流れていっていますが、「この人とは繋がりたい」とか「繋がりを大切にしたい」という人との間には、やっぱりお金の流れもあるのが自然だと思い、断ち切ることはしてきませんでした。

少数精鋭コースです。

というのも、誰しもに「与える」ということをしていると、自分がどんどん削られていってしまった経験があるからです。

私は以前、割と「誰しも」というところがあったのですが、自分がしぼんでいくような、エネルギーがなくなっていくような、そんな気持ちになることが多く「これはいかん」と自分の行動と思考を見直したことがあります。

与える人が良いように言われがちな世間ですが、その世間にこそ「与えらたい人」の方が多く、だから賞賛されるのではないか、と私は勘ぐっていました。

人間関係の構築が上手な人は、与える人を見極めて与えています。

そうすると自分も疲弊せず、資金も枯渇せず、良いバランスで回っていくことを私も学びました。

参考になった本

なんだか人と接するのがしんどいなぁと感じていた時、この本と出会いました。

タイトルは「成功する時代」となっておりポジティブな印象ですが、中身を見てみれば、そんな単純な話が書かれている訳ではありませんでした。

成功する・しないはさておき、読みながら思ったのは、世の中には「“良い人”でいなければならない」と、過剰にギブする人で、疲れ果ててしまってる人も多いのではないか、ということです。

基本的に人は、なんとなくざっくり「与える人」と「与えられる人」に分けることが出来る気がします。

星回りというか、性格というか、なんとなく生来のものです。

いつも“良い人”として振る舞おうとする人は、その流れを一旦止めるだけで自分自身が満たされます。本当です。

与えることが良しとされてるにも関わらず、世間は意外と与える人に「与えさせ続けて」世間を回そうとします。

なので、そのバランスが上手く取れる対人関係でしか、継続させてはいけないと私は思うのです。

過剰にギブする対人関係は、それは良い関係性なのでしょうか。そこからちょっと離れると、自分のエネルギーが戻ってきたらそれは良い関係なのだと思います。

でもちょっと疲れる
気を遣う
気持ちが沈む

は、ギブしなくていい関係かもしれません。

大事な人間関係は大切にすると決める

大切な人間関係には継続させる努力をする、そうでもない人間関係はフェードアウトする。

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