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努力より勇気の出し方を教わりたい

「努力じゃない、そこは勇気だ」と、人から教わる機会って全くないですね。

努力の方法とか、努力がいかに大事かということは、かなり昔から、それはもう本当に小学生の頃から言われてきたような気がするんです。

ですが、「そこは努力じゃないよ!勇気だよ!」ということを、誰かから教えて欲しかったなぁ…と、最近よく考えます。

「努力じゃないよ、勇気だよ」というのが必要な場面は、大体自分が怖がってたり、まぁ不安がってたりという、ちょっと自分が進まないようなところに、“勇気”というものが必要になるのかもしれません。

そして大体「勇気さえあれば」で、ほとんどの事は解決するって時も、結構あったりするんですよね。

自分の中で勇気といえば、一番に思い浮かぶのは『嫌われない勇気』なんですが、あれも「勇気がいること」を、実現できない人が多いからめちゃくちゃ人気が出たんじゃないかと思いました。

勇気というもの。

それは、どのどんな場面で必要になってくるのか。それはもう…ありとあらゆるところで必要になるのは、皆さまもご存知の通りです。

「勇気 出し方」とかで検索してもちょっと出てこなさそうですし、勇気の(効率的な)出し方がもしあったら、ぜひ知りたいなと思いませんか。

でも、私たちが必要になるのは「嫌われる勇気」ほど、そこまで切羽詰まってたり、具体的なことではない気もします。

それより単に、“一歩踏み出せない”ことの方が多いんじゃないでしょうか。これ系のものは本当にたくさんあると思うんですが、「やってみたいと思ってるのに、どうしても参加できない」とか、「やってみたいと思ってるのに、お金を払うのがちょっと」などになると、もう「エイヤー!」でしかない気がします。

私が経験した中では、勇気と名付けるまででなく、単に「エイヤー!」でしかありません。

そして「エイヤー!」で進めたからって、それで困った事態になったことって、ほぼない気がします。

「エイヤー!」をやってみると、必ずなんらかの反応が返ってくるので、それが重要です。

あとは、そこから自分が「もっと上手くなりたい」と思ったり、「どう上手くなりたいか」とか、「どう関係をもっと築きたいか」とか、具体的なことがいろいろ出てくるので、それが一番の「エイヤー!」効果です。

それらの結果をもとに、一つ一つ自分が積み重ねていける土台が揃っていく感じなので、そこまで「勇気を振り絞って」というほどではなく、ただ単に自分の基盤になってくだけなんだな、です。

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