エコと従来のはざまで揺れる
「エコに暮らしたい」とか「環境を気にして過ごしたい」と思っていても、なかなかうまくいかないことは多いです。
先日、ちょうどそんなことがあったので書いてみたいと思います。
いつも使っているボールペンがついになくなったので、替えインキ(替え芯的な)を買おうと文具売り場へ向かいました。忘れていなければ、これは初めての試みです。
替えインキのストックを置いておくような、そんな良いボールペンを使ったことはないので、景品でもらったか、もしくは100円未満の良くあるジェルインキボールペンを使っていました。
これまでは何にも気にせず、ペンの中身がなくなったら捨てるということをしていました。しかも1年になくなるか、なくならないかの頻度なので、そうそうボールペンに思いをはせることはなく、ほぼ永久にインキが出るかのような心持ち。
なので、「ゴミ減らしたい」と最近思うようになってからの、ボールペンにもそういや替えインキという存在があったなぁということを思い出したのです。
ところが。替えインキ初心者には「替えインキは本体のペンより安いはず」という思い込みがありました。
実際、シャンプーや洗剤などは“詰め替え用”は本体価格よりかなり安くなっています。なので、ボールペンもてっきりそんな割合かと思っていたのですが。
予想に反して同じ値段だったので、判断が急に難しくなりました。
売り場にもよるのかもですが、私の見間違えでなければ、自分が使っていたペンの替えインキも本体のボールペンも同じ価格で売られており「消費者として」のスタンスがグラングラン揺れるのがわかります。
これでもし、替えインキの方が数円でも安くなっていたら、私は迷わず替えインキを購入したことでしょう。3本パックで安くなっていてもよかった。
ですが、ペン本体と同じ値段となると「環境」と取るのなら替えインキなのはわかります。
でも、そのペンを使い続けることによって、割高なことをし続けることになるんじゃないか。永遠に私はボールペンの替えインキを買わなければいけないのか、それは結構付け焼き刃的な対応なんじゃないか…とも思え、サスティナブルな暮らしを実現したいのに、こういう壁あるよなぁと実感しました。
似たようなボールペンたちかと思っていましたが、良く見れば、替えインキの方が安い商品もありました。
ややこしい…